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katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

新作と・・・

2016-06-01 06:42:52 | モザイク作家
昨日丸々1日制作せず・・・なんて事になったので、今日は気分的にも巻き返さないと・・・と言うのは当然なんだけれど、車の書類のミスなんて事で、これで5回目となり・・・更に自転車に乗れば、電池式のライトが盗まれていたり、まぁここの所踏んだり蹴ったりな事ばかり・・・。

でもね、だから・・・なのね。怒ると余計なエネルギー使うし、怒りは瞬発力にはなるけれど、俺の性格上、その後、空しくなるからね・・・。
しかも、全て自分の事。いちいち自分の為に怒っていてはキリが無い。どうせ怒るなら蓄積させて今までの全ての怒りを大事な時に取って置く・・・。

こんな程度で怒りを小出しにはしない・・・せっかく瞬発力に繋がるのだからね。さてそれでは落ち着いた所で・・・って制作の息抜きは金魚となるのだけれど、親の池は死が止まらないし、稚魚も・・・となると、楽しみで飼っているのに気持ちが落ちる。

そもそもペットは美しく、生きるが前提であって、病気だったり、死んでしまったりしては、楽しいでは無く悲しいになる。常に何でも良い事と悪い事は背中合わせである・・・と言う事。これも何年もやって来た事だから、あぁぁ、またやって来たかって話で、確かにこれも慣れる。

ただ大抵はひと手間を惜しんだり、知識の無さ・・・つまり感だけが頼りなんてやっているからであって、知識や根拠に基づいていれば、確率はグンと上がり、こう言う事は頻繁には起こらなくなる。何でも一緒と考えれば、はいはい、せめてモザイクだけはそうしますよ・・・って気持ちになる。

そんなこんなで制作に入るから、結局最後は楽しかろうが、悲しかろうが、辛かろうが、何でも構わない・・・結局、俺はモザイクをしていれさえすれば、その時だけは余計な事全てを忘れられる・・・・まっ俺にとって現実逃避の場所なんだろう・・・きっと。だからファンタジー・・・。

当然こんな嫌な事が続けば、作品だけは・・・と甘く、甘く・・・・って、砂糖にみりんに金平糖って感じに作ろうとする。単純な性格である。
ただね、いつもならそうなんだけれど、今回はいささか違っていて、そうにはならない。何故なら下絵を今までに無いくらい描き込んであるから・・・。

気分で変更って言う事がやりづらい。そんな事になった理由も簡単で、以前アトリエに来たミケさんってタイル屋さんなんだけれど、最近ツイッターを始めて、そんな事からタイムラインなるもので、たまたまミケさんの下絵を見る事になったんだけれど、それはそれはしっかり描き込んであってね。

何かまだ良く使い方が判らないんだけれど、一つ開くと芋づる式に、関連みたいな絵が出て来て・・・・まっ刺激になったのかな?意識した分、俺なりにいつもよりは描き込んだ方だと思うんだけれど・・・そうなると今度は図面らしくなった分、ただ切るって雰囲気になる。

ここも良い事と悪い事は背中合わせで、ある程度の画力に達した時に、絵画のように最後は色を付けておしまい・・・って場合なら、精密に描き込まないとグレードは上がらない。同じように考えれば、フィギュアのように最後は色・・・考え方は一緒。

では彫刻だったら?木を選ぶ時に決まってしまう。何故なら色は付けられないから・・・形や質が問われる。つまり目利き。鬼の形相を作るのに、白い木を選んでも怖さが出ない。むしろ白なら女の神様みたいな・・・・と彫刻をしなくても想像は付く。

そうやって考えた時、モザイクは?になると、細かいパーツを描き込むよりも、細かいパーツは切った方が早い。勿論、切る事が上手くなったらの話だけれどね。けれど、じゃザックリの絵でも良いのか?となると、そこら辺がさじ加減なんだろうけれど、今までよりは描き込んだ・・・って事。

ここで勘違いしない事・・・なんだけれど、人のを見る時に自分の持っていない能力を見て、卑下するのなら見る必要は無いし、おごり高ぶり、強気になって、こんなのなんて・・・といきがる必要も無い。見る時は、全て分析。凄いのは何処?何?俺に何が出来る?そして何が劣っている?

じゃ相手の凄い所と何か比較した時に勝る・・・いや、それ相応くらいに見えるものは無いか?と徹底的に比較をする。要するに月並みだが、己を知りたい時に、自分が一番判っている・・・なんて人がいるが、そんな人には関係の無い話だから必要は無いんだけれど、自分を見失ったり、

どうして良いか判らない・・・なんて迷いに迷っている人の場合ね・・・あくまでも。そんな場合、こうしてきちんと比較を出来れば、自分らしさを見つけるきっかけにもなる。要するにここは負けていない・・・って部分が1つ見つかれば、それを増やして・・・ってかすかな自信に繋げる。

そうね、ともしびってものを絶やさない・・・・葬式のろうそくみたいな感じにね。それを消してしまうと全てが終わる・・・そういうものが気迫に繋がる。まっハウルの火みたいなもん。あれがなくなればおしまいになるって話ね。続ける希望を失ってしまうのだから・・・。

おっと話しがそれた・・要するに少し意識した分、自分なりにいつもよりも描き込んだ事で、精度が上がったかも知れないが気分で変化をしずらい。
だから、流動的な部分が無いから、淡々と切るだけ・・・気分では変えられないから悩む事は少ない。何しろ決まってしまっている事ばかり。

これがもしバックなら?ほら白紙。こんな場所は決まっていない。そんな時、もし今のような気分で作ると、一体どんなデザインになるのだろうか?
それがもし楽しくて嬉しくて、良い事ばかりが続いた時だったら一体どうなるのだろうか?

これが自分の作品ならどうぞお好きに・・・だろうが、俺は仕事。しかも気分で作れる程、大先生では無い。趣旨に沿ってであり、その趣旨の中でなら、やっても良い・・・そんな場所が空欄な部分だとも思っている。しかしながら、それもある程度の信頼関係で成立する事だと思うのね。

ただ今回の場合は、お教室の生徒さんだった訳で、全くの見知らぬお客さんでは無いし、もっと言えばお任せにも近い。俺にとってお任せって言うのは、大巨匠になったらやっては見たいと思うものであって、こんな立ち位置でやれる事では無いと思っているのね。

今はコツコツとやって行きたいと思うのだけれど、お任せ・・・有難いやらハードルが上がるやら・・・。そんな中、大巨匠なら自分の気持ちと葛藤して、こんな気分・・・って作れるだろうが、俺としての今の立ち位置で考えるのなら、お客さんのアイテムを入れる事で気に入って貰えたのなら、

少し作家の部分を入れても良いですか?・・・って練習させて貰っている感じなんじゃないのかな?って思ったりもする。その時に大巨匠なら戦争反対だの原発だのって掲げて作る作り方も良いだろうが、俺の立ち位置はそんな大きなテーマは扱えない。

扱えるのは家族やら施設、地域の繁栄の規模。それとて家族のいない俺にはハードルが高いのだけれど・・・だからファンタジー・・・あくまで個人の見解の中での話であり、皆さんもよろしかったら・・・・って程度。そう言う感じだから、いちいち俺の気分で作っていたら困るのね。俺も。

でも、人だし気分もある。でもね・・・ファンタジーなんだから・・・って。あははは。まっ、もっと俺なりには葛藤ってもんがあるんだけれど、あらかたこんなもん。そんな中、日高氏がやって来た。俺は特に話す事は無かったが、かぐやには話があったようで・・・・。

結論から言えば、簡単な話で遊びの話は何か月も先に決める事が出来て、時間を作れてもkatsuの仕事では無理なんですか?って話。すると、何日だかも決まっていない、タダでも、1.2日なら何でもやるよっ・・・って。そもそも日高氏は作品は作って見たいが、お教室やイベントには興味は薄い。

本人もそう言ってたしね。ただそう言った事を何度か聞けば、誘えなくなって行く。何しろ興味が無いのだから、お金でも支払えないと魅力な事が無いだろうしね・・・ただ今日は何でもやるって言ってた。ならば遠慮無く聞ける。そもそも本人のお言葉通りなのだから・・・。

では今日から変更で作品作り以外遠慮から、1.2日なら遠慮無くに切り替える事にした。そんな中、キウイにシドさんもやって来て・・・シドさんにカメレオンの顔の作品を購入して頂いた。いずれにせよ、まだ言えない事の為の人力ゲットって話。

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