katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

オードリー教室と桜の小物作品

2017-01-08 08:01:26 | モザイク教室
今日はオードリー教室。先日仕込みの花びらを手伝いに来たが、自分の作品を作るのはここでは初めてじゃないのかな?・・・そうね、何しろ弟子なんで、今更切るだの、張るなんて事で何かを教えるなんて事は特に無いから、もっぱら自分発信の話をして貰うだけ。

それに寄って、俺の知っているオードリーと違ったように感じた事について掘り下げる・・・例えば以前ならこんな表現をしなかったか?みたいな。
そうね、この後、キウイ夫婦が揃ってアトリエに来たんで、キウイを例に出すと、キウイはスイーツ番長なのね。

当然、新しいものとか敏感な感じだったりするのね・・・そんな事を踏まえて、昨日キウイがくれたものがあって、これ美味しかったから食べてみっってオードリーに渡して、これ誰がくれたと思う?・・・って一見質問のようなフリをして、キウイなんだけれどさ・・・って言うと、返って来た返事は、

・・・・らしいですよねぇって。そうなのね。俺もそう感じたのね。こう言う何気ない事が大事なのね。要するにキウイがキウイらしいものを選んで、貰った俺も、そのおすそ分けのオードリーも、・・・らしいと感じた。つまりもしキウイが私らしいでしょ?って言ってくれたとしたら、

満場一致のキウイらしい事になる。もしこれが同じチームだったら、あそこに打つだろうから、ここに・・・じゃ俺はここって、何も言わずにキウイだから・・・って自然と動けたりするだろうね。もしサッカーのDFだったら、オフサイドトラップ掛けるよ・・・って声に出さずに出来るだろうね。

言わず語らず・・・って言うのは、そう言うもんで、ラッカン入らずの作品ってのはそう言うもん。いちいち名乗る必要なんて無い。じゃ、これが自分らしい・・・って基本だとしたら、逆も真なりで、えっ?これがキウイさんなの?・・・・って言う事だとしたら、裏を描いた事になる。

では反対に、オードリーの作品を見てほぼ100%らしい作品と思うだろう。がしかし、大作って言うのは時間が掛かる。その間に状況は色々と変わって来る。でもね、ここまでらしく作れば、後はどう作ろうと、オードリーの作品だね・・・・と言われるだろう。

つまり短距離なららしさでゴールイン出来るって言うのは、ある程度の腕が付けば出来るし、更に言えばオードリーのように大作でも、まだ終わっていないのにらしいを手に入れられる。けれどね、このまま終われば、今まで通りのオードリーって事なのね。

難しい言い方になるんだけれど、進歩とか進化って言うのは、今までの自分を超える事なのね。じゃ何をどう?って事になるんだけれど、簡単な話で、一目瞭然で、あの時のオードリーを振り返れば良いだけなのね。要するに、あの時のオードリーは意欲って点では、今よりも大きかったと思うのね。

当然、意欲があれば時間も取るようになる。その意欲が下絵に表れていた・・・見れば判るように、その当時の意欲の下絵の部分はもう終わろうとしている。更に言えば、中心部の白い扇型の模様は同じ事の繰り返し・・・特に下絵はいらない。つまり切る張るの単調なものであって、オードリーには、

特に苦痛感は無く、楽々な部分。それが証拠に花びらの仕込みについて、特にコメントも無く、大変だったようなセリフは一切無し。まっ当然と言えば当然で、その程度の仕込みでいちいち確認する事も無いのね。何せ弟子なんだから。それを踏まえると、ただ切るだけ、張るだけに興味は無し。

その程度では教える事は無い。ただそれを生かすも殺すも、オードリー次第。つまりオードリー自身に進歩や進化が見られなければ、今最高な状況って言うのは、現状維持。それをキープ出来ていれば、作品の質を落とす事は無い。それを踏まえての同じ事の繰り返しの部分だったが、

それもいよいよ終わってしまうのね。となると、また下絵として、一体空白部分、つまりバックをどうするか?考えなければならない。勿論、俺がらしさとして提案するのは、同じキャラの繰り返しで、以前からオードリーがやっていた事。ただ考えるって言うのは、必ず答えが出るとは限らない。

それなのに、もし現状維持も出来ない状況であったとしたら?・・・それは酷かな?とも思うし、逆に今までの単調さよりはマシと取るか?いずれにせよ、様子確認となるのだけれど、さっきのキウイのスイーツみたいな話を何個も何個も繰り返して・・・俺の判断は今のオードリーは普通。

なら、考えるって言う事も良いのかも知れない・・・って話。そんな中、さっき話したが、キウイ夫婦が来て・・・先日のコピー作品の下絵を持って来たのね。あぁこれなら間違い無いね・・・じゃ額の色は?・・・銀ね・・・了解。って感じ。銀にも意味があって、旦那さんもなるほどって。

これはさっきの話と同じで、オチみたいなもん。なるほど・・・って。おあとがよろしいようで・・・って感じになったように感じられたって話。
さっきの場合はキウイを知っている人達のキウイの話。今回のは、モザイクをしている3人としていない旦那さんの話。

1人判らなくても良い人がいるのに、銀についてなるほど・・・って。ただモザイクの事では無いから、そのオチが理解出来てもおかしくない事。くくりとして第三者にまで判った・・・つまり、この作品を貰うであろうモザイクを知らない人にも、この額の銀の理由を理解出来る可能性がある。

あくまで、出来るであろう・・・確率を持っているって事。更に言えば、オードリーがその絵を見て、キウイさんが作るのだから・・・と作ってもいないのに仕上がりが見えている・・・中々良い目を持っているし、きちんと意見を持って話したし、ここも落ち着いているように思える。

そんな作品になる予定であった上に、旦那さんでも判った銀の縁取りの意味・・・の上乗せ。ではここにあえて不安部分があるとしたら?・・・そう、それはここに語られていない、バックの部分。そのまま作れば、何の問題も無いと思うが・・・1つ気になるセリフがあったのね・・・。

キウイが来るなり、やっぱり文字が必要なのかな?って。そう文字と言うのは会社名・・・ん・・そうね、例えばご当地キャラだと地名を言える?名前を言える?とか、もっと格が上だと、テレビのキャラ。何チャンネルの何って名前?じゃもっと世界的にすると、傘のマークの会社名は?とか、

こんな話に繋がって来るのだけれど、タマほぉぉぉぉぉムって言ったら?って言った時、木村さんって出て来るけれど、今はピコさん。こうなると、その会社のものはライセンス契約中だけになるから、やはり会社名を入れた方が良いかな?・・・って言う感じにも思える。

まっ字数は幸い少ないから、大した話では無さそうだけれど、当然文字の為に下地も大きくなる。大きくなればバックは増える・・・まっだとしても、ぺきぺきだから、大きなダメージにはならないとは思うんだけれど・・・。これについては、キウイに時間が無さそうだったので次回。

いずれにせよ、こうしてサポートするって言うのは、その人の言葉の拾い集めだから、簡単では無いのね。しかも達者であればあるほど、進み具合も良いし、そうなると余裕が無くなるほど進めてしまうから、相談が出来ずに次を迎える事になる。

その比較では、キウイの実力でこの小物を始めたら、始まった途端終わりを迎える気がするのね。それが同じぺきぺきでも貝合わせの作品では、同じキウイが進み具合も変わる・・・プレッシャーの掛かり具合が全く違うのね。当然、キウイもオードリーも大作となると、それがもっとって話。

ただ大作はそうそう進まないから、教える側も安心だけれど、これが意欲があって時間も作り、意気込みでやりたい・・・って初心者の場合、確実に失敗に向かっちゃうのね・・・そもそも教えていない事までやってしまうから・・・。何しろ進みたいから。

逆のパターンだと、プラモデルのように常に完成がありきでのモノ作り・・・いわゆるサンプル教室だと、次はどうするんですか?みたいに止まってしまう場合と、真似すりゃ良いのかっ・・・って器用な人ならそれを見て作っちゃうと思うのね・・・。ただサンプルありきでね。

元に戻って問題なのはサンプルが無いものを作る・・・正解が何処にあるか判らずにね。それが想像力なのね。ただね、お金にならないと想像力ってのは、妄想みたいに扱われるから、さっきのやり取りもその程度に扱われるかも知れないが、逆を返せば、この程度が判らないと想像力までは、

たどり着く事は考えられないのね。こう言う事がいくらか理解出来たりすると、さっきのような初心者の人がピタリと手が止まっちゃうのね。それは不安になるから。当たり前の事なんだけれど、知ってしまった事で良い物が作りたい・・・と言う欲が出たから。

進んでいた時は、進みたい・・・のみ。それをそれって美しい?って口癖のような質問が耳に残れば、立ち止まり迷う・・・それこそが考えるであって、創作なんじゃないの?って話。そもそも弘法さんの筆の話・・・選ばずって言葉通りなら、上手いと筆は選ばなくても何でも上手く掛ける・・・

って思ってしまうだろうが、もしガッチリ選んでいたとしたら?いちいち目をキョロキョロさせて、選んでいます・・・みたいに見えるだろうか?そりゃ凡人に見つかっているようじゃ、弘法さんも大した事無いねって事になる。要するに選んでいるのに選んでいるようには見えなかっただけなら、

その意味こそが本当の意味なのかも知れないのね・・・まっ俺も探している最中なんで、必要な人だけへのアドバイスね。それを踏まえて今回のキウイの小物はプレゼント・・・だから、模索するなっ・・がアドバイスで、オードリーは大作だから模索しなさいぃになるだろうね。

そんなこんな後は、小物と言えど作家katsu・・・・徹底的に模索しろっ・・・それのみ。いつか小物と言えども模索したい作品を作る人が出て来るだろうし・・・その時の痛みを体験しないとね・・・・先生って面倒なもんなのね・・・。


満足では無いけれど、1つ目ならこんなもんなのかな・・・・

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