katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

店舗のリピーターさん教室と桜の小物完成

2017-01-12 05:01:16 | モザイク教室
今日は3時からリピーターさん教室。それまでの間はまず桜の小物の作品のペンキ塗りと目地。そんな中、大家さんがいてその作品を見て額ねぇ・・・って。機械使えば良いじゃん・・・って。ただ今までその機械で切った事が無く・・・こうやるんだよっ・・・って教わったのね。

また1つ賢くなったのね・・・ただ教わったってのは、最低限のやり方だけが手に入っただけで、上手く出来るなんて思うと、失敗するのが目に見えている。何しろこれで危なくないようになっただけ。後は数をこなす・・・それで質を上げて行く。いつもと同じなのね。

手作業ってのは道具に慣れ、素材に慣れ、であって、回数をこなすって言うのが基本。しかも必ずそこに失敗があって、何処の何に失敗したか?に気が付かないと、ただモノを無駄にして、失敗した事のダメージを負う。上手くなるって言うのはその失敗のリカバリーとアイデアだったりもするから、

それらも手に入れられると良いのね。そんなこんなでお教室。まずは下地のタイルをサンダーって機械を使い切るって事をやって見たい・・・との事。そこで大家さんに掃除機を借りて、1枚だけ切る指導をしたんだけれど、紙じゃないから、真っすぐ切れば良い訳じゃないのね・・・。

タイルは硬いって事。真っすぐとクネクネでは難易度は想像付くとは思うけれど・・・。それと機械で切る・・・音とホコリは有り得ないような事になるので、1枚体験にしたのだけれど、何しろそんな事よりも、大事なのは張る事。そもそも1か月に3回のお教室のペース。

つまり2月末の完成と決まっているのだから、数字としては今日を含めて後5回となるが、2月は15日の間に3回来ないとならない計算になる。しかも、自宅での仕込みありきなのだから、2月なんてあって無いようなもの。まっ労作展の子達と何ら変わらないのね。提出日が決まった制作なのだから。

つまり1月が全てなのね。何しろ今まではただ花びらを切っていただけ。だから責任度が低い。これからは張るとなると経験値は何も生かされず、守備と攻撃みたいな違いであり、張るって言うのはそれで完成って言う事で、責任を負う事になる。じゃ一体その責任を負える人は誰か?になる。

今までならお客さんが誰かにやって貰って数を伸ばす事も出来たが、そもそも指導無しで完成出来るのなら先生はいらないのね。つまり習った人だけの権利となると、今張る事が出来るのは奥さんのみ。勿論、グレードが下がって、後始末もするって言う事ならもっと時間が掛かるだろう。

つまりアシストとなると、先生としての俺とこちらの弟子や生徒さんとなる。ただ教えるのと制作とでは別件なので当然料金が発生する。ただお金だけの問題では無く、突然の比喩だが駅伝のようなもので、時間内にたすきを繋げられなければ、時間を見て見切りのスタートになる。

あれと同じで、2月に入ったら呑気な事は言ってられないのでどんどん仕上げてしまう予定。とは言え最低、桜は張って頂かないと・・・。それは本人にしか判らないものだから。でもバックは色と分量だけで良いだけなので、桜ほど大した問題でも無い。

更に言えば、最終日は目地を全部やる事になるのだから、最後の1日は無いようなもの。つまり後3回のお教室と言う事になる。しかも間が空いていないと言う事は自宅の仕込みの時間は少なくなり、やる事は倍増になる・・・夏に良く見られるでしょ?この追い込まれ方・・・。

ただ判っていても今月は手は出さないと決めているので、様子を見る・・・そんな感じ。結果としては次回までにどれだけやっているか?になる。
今日渡した2㎡分が終われば遅れている分は1㎡位・・・ただね、難しいのは質と気持ちの問題なのね。要するに基礎一切無し・・・ここ。

当たり前だけれど、本来ならコースターみたいな事から始めて、施工しやすい室内用のボンドでぺきぺきで柔らかさや大きさで作る流れを覚える。
つまり切る、張る、仕上げる・・・って一連の流れを知る。更に大きさをアップする事で、少しずつ製作期間の長さに慣れる・・・。

そんな事を繰り返した後、大作に・・・になるのだけれど、一切それ無しのスタートって言うのはかなり厳しい。ただ1つだけそれとは違う良さは、趣味のような何と無くでは無い事。いきなり何十万も掛かるのだから。

ただその分、頑張り方は大きいが、頑張って乗り切れる事と乗り切れない事がある。それが質。ただここで言う質って言うのは目が肥えて来るって事。例えばキウイの大作が突如今日から上手くなるか?って言うと、そんな事は無いのね。むしろ表現は落ちる事は無い。これが上手い人の表現。

じゃ逆に経験値の無い人は?やればやるほど上手くなる。上手くなればこだわる、こだわれば時間が掛かる、でも終わりは決まっている・・・まるでテレビチャンピオンみたいだね・・・つまり俺の役目の1つは、駅伝の見切りスタートのスターターみたいなもんで、姿が見えようが見えまいが、

ピストルを撃つ・・・終わらないとならないから・・・。って。結構きついのね・・・指導なんかよりもね。言い続けるのも疲れるからね・・・。
本来なら大作になる前に、お互いの関係性を作るもんだけれど、コースターも無しの関係では、そう言う関係性が出来ていないからね・・・。

足し算をする前に因数分解しているって感じなんだけれど・・・。単純に考え方は、1+1=2じゃなくて、2にするにはどうする?なのね。
1+1のやり方は基礎から順番に・・・ってピアノのバイエルから・・・ってスタイル。ただね、2にするには?・・・これはすごろくみたいなもんで。

最初は何が出ても良いが、最後の方はビタリにしてい訳で・・・ゴルフも一緒。最初はどんな形でも良いから前に・・・で良い。でもパターは同じ1打でも入れてなんぼ・・・300ヤードも30cmも一緒。方や沢山飛ばして前へ・・・方や短いんだから入れろ・・・。みたいなね。

ただね、ゴルフなら飛ばせても、モノつくりはコツコツの繰り返し。飛ばす事は無理なのね。仮にあるとしたら?それが切るに当たる事で、張るは仕上げる訳だからパター・・・こう言う意識1つでも理解出来れば、誰がパターって本人かこちらのメンバーのいずれかになる。

間違っても今まで仕込みをして下さったお客さん側の人では無い。こんな説明をどうやって伝えるか?になるのだが、たった3時間程度の中で伝えられる事なんてわずか・・・それはそれとして、いずれにせよ、1か月ある・・・じゃなくて、今月いっぱい・・・姿が見えるかどうか?・・・・

そんな後は、新作小物・・・次はひまわり。


それと先日のわんちゃんの画像・・・撮り忘れちゃったら送られて来たのね。助かったのね。

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