katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

班長とリピーターさんの相席教室と向日葵張り終わり

2017-01-16 09:27:26 | モザイク教室
今日は午後から班長教室。それまでは向日葵の小物制作。って事で、何とか張り終わり。


後は目地と額のペンキ塗り。そんな訳で新作となるのだけれど、かぐやに春の花にして下さい・・・って言う事も出ていたので、それを考慮して探していたら菜の花とか出て来たのね・・・普通なら首の長いものは・・・・と特徴を生かした作り方をと言って来た事もあるが、そうじゃないと・・・って、

そんな部分も見せられるのかな?・・・って気持ちも先生としては無い事は無く・・・ただ作家としてはわざわざ特徴を殺して作らなくても・・・って気持ちもあったり・・・でもどんな形でも2.3日の事か・・・とやる事にしたのね。それがこれ。


今の所、割と上手く行っているような気がするのね。そんなこんなのお教室。1月も半ばともなると、流石に明けまして・・・って感じじゃなくて、ひとまず今年も・・・くらいのご挨拶して、それでは開始となるのだけれど、班長、安定感があるのね。

昔は次はどうすれば良いですか?みたいな質問が指示待ちって感じだったが、今日はここやります・・・って感じで、更に言えばこう切ったら・・・みたいなすでに決まった切り方があるみたいで、それは消して楽な方向では無くて、正しいか?正しく無いか?は別にして、姿勢は悪く無い。

先を進みたいって焦ってはいないし、時間が掛かる事でスイスイは進まなくても、美しいと思われる方向へ向かう。ただこれはいつ終わるか判らない作り方だから、みんながみんなやれる事では無いが、この作品に期限が無い以上、自分自身の問題。それを美しいだけの方向へ向かう。

しかも、更に言えば男の人である・・・中々、この若さで男の人で毎月1回とは言え、通い続ける・・・それだけでも凄いとは思うが、当然続けている事で上手くなっているし、何しろ徹底的に形にこだわって、切るって事に集中しているのね。ほぼ色はお任せみたいな感じで・・・。

確かに模写のような場合、選ぶだけしか出来ないモザイクでは、どうせその色は無いから・・・って感じになりやすいんだけれど、それが題材がモザイクに向いているって話なのね。そうね、例えば昔、ガウディの作品を作った人がいたのね。しかもぺきぺきで。

想像して見て?そもそもモザイクの建物をただ縮小しただけなのだから、そっくりに作れそうでしょ?当然それは良い出来栄えだったのね。それはぺきぺきを使った・・・って上乗せもあるのね。つまり大きく見えるパーツも大きいまま切る事が出来る・・・ぺきぺきって言うのは。

これが1㎝タイルだったとしたら?1つのパーツで作りたいものが、ヒビが入ったみたいに何個ものパーツで構成しないとならない・・・。それによって、どんなに上手く切れたとしても、似ているか?似ていないか?となると、多分俺でも似ていないものになると思うのね。

つまり題材と素材が見事だったって事。では他には?と言うと、ここからは結構みんなもご存じのノア。思い出して欲しいのはパエリア。これを見た時、俺はやられたぁ・・・って思ったのね。この場合も題材勝ち。じゃさっきと同じじゃん・・・みたいな話になりそうなんだけれど・・・。

ここが違って来るのは、じゃ一体どんな素材でやれば良いのか?になった時に、ぺきぺきを選んだら、ムール貝やエビなどの具材はとても上手く出来ると思うのね。しかし、ご飯の粒・・・これをぺきぺきで作るって言うのは、柔らかいものはもろいものでね、良い事と悪い事は背中合わせ。

つまりこの場合は、1㎝タイルやエミリアのような固いタイルの方が向いている。ただ固いって言うのは、それだけでリタイアしてしまう人が大勢いた。そんな中、素材の固さにもめげずに最後までやったから、あの完成度になり、あれを経てフラメンコになっている事に繋がっている訳で。

そこを乗り越えたから・・・次に繋がる訳で。中々、そこが難しいのね。そう考えれば、恐らく班長は仕事も変わって外に作る作品は必要無くなったろうし、もっと言えば外用ボンドってハードルの上がる状況にも慣れたし、大きさにも慣れた。つまり室内用のボンドで、大作を作るようになったら?

きっと何もかも楽になるだろうね・・・きっと。そうなった時、もし上へ行こうとするのなら、模写では無くオリジナルを作る為に考える・・・って言う、モザイクでは無い事に手を出す事になるだろうし、室内の模写をするのも良いだろうね。別に何をやっても初めてのようなものだから。

何しろ1人だけずっと外用ボンドだったからね。こんな事を踏まえた上で、美しい流れを考えて切る・・・なんて事を安定した気持ちで取り組めば、間違いなく結果が後から付いて来ると思うのね・・・・正直、今日は偉く進んだね・・・と思ったくらいなのね。

だから、ついついあれ?と思って後から何度か見たんだけれど、迷いが無かったからであって、焦ってスピードが上がったからじゃ無かったのね。
ではお次はリピーターさん。これが体験の始めての作品なの?って位、上手く出来ているのね。


しかも、重いから・・・って理由のみでエンドカッターで切っているのね。ちなみにエンドカッターとは?100円ショップで売っている、針金とかを切るような道具で、タイルを切る用のものでは無いけれど、ぺきぺきなら切れる・・・ってだけのもの。

それでこのグレード・・・上手い人っているものなのね。何か学生の時、美術部だったらしいのね。どうりで下絵をサラッと描いたのね。そんなこんなだから、体験の1回完結無しで、1作目なのにこれで2回。次回張り終わるとは思うんだけれど・・・ただ何しろこれが体験なんで、まず楽しんで。

とは言うものの、ここまで作れるとね・・・・楽しむイコール納得の行くものになっちゃうんだろうね・・・2作目にして・・・。だから、きっと2作目はこれより大きいもの・・・そんな感じになるとは思うんだけれど。まだぺきぺきで出来れば楽しんで欲しいんだけれどね・・・。

出来れば最初はそんなに苦労無く、何か出来たぁぁぁぁって表現になるような事が良いのね。それを何回かね。そうすると、ちょっと落ち着くのね。
そんな中、周りのモザイクに目が行くようになった時、あんなの良いな・・・こんなの良いな・・・って思ったりした時に、あれは大変だよ・・・。

なんて言うんだけれど、それでも・・・ってやり始めたりするんだけれど、乗り越えられた人はもっと・・・になるし、逆に思った以上に辛かった場合、続かなくなっちゃうものでね・・・たった2作目でそんな気持ちになられてもね・・・だから、老婆心としてね。

でも、この方ずっと同じペースなのね・・・とは言え、2回目。まだ何にも知らないから、何とも言えないけれど・・・。でも結果は非常に良いのね。

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