katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

kameyaさん教室とハピがやって来た

2018-06-24 02:29:15 | モザイク教室
今日はkameyaさん教室で3人。まずは以前終わってはいたんだけれど、外側のペンキを塗っていなかったんで、何色か持って行ったんで、これで完成って事で、おかみさんから。そもそも、この下地は体験用だったんだけれど、こうして上手い人が時間を掛けると・・・って作品。

もはや何処にも体験の匂いはせず・・・ただただお見事なのね。そんなおかみさんがべきべきで遊びな作品を作ると・・・


これは根付風味の下地なんだけれど、以前飼っている犬って事で彫った下地なんだけれど、さっきの作品を作った人が遊びで尚且つ、べきべきで、3時間位かなぁ・・・それでこれだけの進み具合・・・・判るかなぁ・・・この複雑な話・・・。ちなみに大きさは握ると卵くらいの大きさ・・・。

簡単に言えば、切る事や張る事が上手いから出来る事で、誰にでも出来る事じゃない・・・って前提な事なのね。つまりこの根付風味の下地は体験のような初心者には無理なのね。だってあれだけの作品が出来る人が、これしか進まないのだから・・・。

それをこの可愛さで勘違いさせられるのね。わぁ、可愛いぃぃ、やって見たい・・・って思っても、いざやると、ちっとも進まないし、思うような形にならないし、そもそもその形にならないと、彫った所に入らない。ある意味地獄の特訓みたいになるのね。それをこんなに木にピッタリ入れている。

ここで問われるのは、切る技術ね。きちんと切る。けれど、切ったとしても、それをピンセットでつまんで、ボンドを付けて張る・・・今度は張る技術ね。ここまでは判りやすくても、もう1つ目に見えない技術のようなものがある・・・それが根気なのね。えっ、そんなもん・・・って思われるだろうが

それは、さっきの作品のような、小さくても何十時間掛かったの?・・・・って果てしなさを経験した人には、たかが知れている数時間みたいな話。例えば、この犬が今3分の1位終わっていたとしたら?じゃ10時間程度で終わるんでしょ?後2回じゃん・・・って話。つまり何て事は無いのね。

そうね、おかみさんにはね。それが、初心者には、そんな根気の問われる作品は見た目の可愛さとは違って、恐ろしく果てしない根気が必要になるし、もっと言えば時間を掛ければ出来るって作品では無いのね・・・恐らく仮にこのデザインで初心者が作れる大きさにするには、15cm以上じゃないと無理・・

つまり根付のように持ち歩く大きさでは無くて、飾り物として置くような大きさになるだろうね・・・きっと。それが逆に棟梁のように大作となると、


オリジナルとしては同じであっても、大きく、硬いタイルで、いつ終わるか判らない果てしなさ・・・もはやこの大きさになると、弟子やキウイクラス・・・つまりこんな果てしなさ・・・つまり根気を身に付ければ、それからすれば根付風味の下地は遊び・・・って話になるのね。

こんな事が出来る人達には特に教える事って余り無いし、こっちとこっちどっちが良さげ?みたいな軽い相談みたいな事であって、1人でも出来る話。だから、おかみさんなら遊びの作品・・・って扱いになるのね。そんな事をこれは大作、これは小物みたいに作り方を変えられるような事は実力者なのね。

これをこの方のように・・・


この作品を全力でを取り組んでいる・・・こんな場合、この人に取っては大作な訳ね。そんな場合、仮に根付風味の下地をやったとしても、出来ない事は無いんだけれど、それでもこれでも全力でやらないと作れないのね。つまり作り方は一緒なのね。そこが大きな違いなのね。

つまり果てしなさに慣れれば慣れる程、終わりの見える作品での果てしなさなんて言うのは、ほぼ遊び・・・って事になるのね。上手くなるって言うのはそんな意味もあるし、上手くなった人の遊びって言うのは、こんな事になる・・・そんな説明なのね。

仮にね、ここに入会した人がいたとするじゃない・・・・?何も知らなきゃ、おかみさんが一番小さな作品をこれだけしか進んでいないから、一番下手なのかなぁ・・・って思ったりするだろうね・・・きっと。しかも可愛いって上乗せ・・・フェイクするには好都合。

けれど、実際はカサブランカの方が一番実績は浅いのね。そんな勘違いのまま、ぺきぺきで作品を始めた瞬間、おかみさんの凄さが初めて判るんだろうね・・・あはははは。まっ、真の技術って言うのは、やればやるほど差が判るもんなんだけれどね。

いずれにせよ、高洲もそうだけれど、ここもかなり底上げした感じがあるのね・・・ここの所、メキメキね。そんなこんなでアトリエに戻らずに、送迎・・・・急きょ予約が入ったのは、ハビ君。ここはオープンにしても大丈夫なんで、去年の慶應の子ね。労作展でゆづと賞を貰った・・・。

また来てくれたのね・・・1年振りに会うと一回り大きくなってて、たった1年だけれど懐かしいし・・・ゆづでは無いが、久し振りぃぃって感じになるのね。ただ労作展なのね・・・そんなに楽しんでばかりはいられないし・・・しかも今年はこれで5人目。中々手強いのね。

しかも、ハビは2年目だし、受賞者だし、色んな事を考えちゃうのね・・・しかも、もう始動している4人がいるし、でも遅れている訳じゃないんだけれど・・・そう簡単とは思えないし・・・所で今年は何を作るつもりなの?って聞くと・・・えっ?・・・。

そうね、例えばゾウを作りたいって言われたとするでしょ?じゃゾウを何㎝で作るつもり?となった時、40cmって言われても、労作展に持って行っても、みんな大作なんで鍋敷き程度にしか見えないのね。しかも、ゾウは大きいってイメージなのに、40cmじゃねぇ・・・。

例えばこれが、同じ40cmなら、アリとか、ミジンコ、微生物だとしたら?そんな大きさ見た事無いぃぃってならないかな?つまり、小さなマグロなら、大きなイワシの方が面白さが増すのね。ってな話をすると、理解出来たようで・・・それで自分のやりたい方向性が決まったらしく、下絵を描く事に

なり、8時頃には描き終わり、下地の木を買いにunidyに・・・。そこには俺の作品が飾られているんだけれど、その作品がハビには参考になるはずなんで・・・ただ店長が変わって物が立て掛けてあって、ネームは見えなくなっているんだけれどね・・・。昔と違って粗雑な感じになっているのね。

しかも、加工室の前なんで、見たく無くても行けば目に入っちゃうのね・・・まっ、その程度の扱いなのは、その程度の人の作品だって事なんで、そのまま終わらない為にも、それを見ていつか・・・いつか挽回しよっ・・・って、振られた女の人じゃ無いが、いつか見返してやるぅうぅって話ね。

あはははは。っな訳で、駅に送る頃には9時を廻るかな・・・って事になったが、今年の夏も長くなりそうなのね。

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