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小中学生のエッセイコンテストから

2012年12月12日 | Weblog
文綴り自分を見つめるその時間
              時に大事な糧となるとき


昨日の朝刊に、「伝えよう!いのちのつながり」コンテストの表彰式の記事が掲載されていました。生徒や引率をした先生が記事の中の写真に出ていました。



自分の生き方を振り返りながら、生徒たちは、作文を書いていきました。書いていることと実際にしていることは、ずれていても文章に表して見ると、今の自分を振り返りながら、反省をしたり、人と対比しながら、ものを見る目が鋭くなっていくところもあるのではないかと思います。



入選をした三光中の生徒の作品です。




     
私が、今、生きている人全員にいいたいことはひとつ。『私達は、自然の中で生きているのではなく、生かされている。』ということです。



私の祖父母は、7月の大雨により大きな被害を受けました。その家は川が目の前に迫っていたため、土地を高くしていても水が胸のあたりまできたそうです。



次の日から祖父母は片付けに追われ、長い間暮らしていた家が被害にあったため、肉体的にも精神的にも相当な疲労があったのではないかと思います。そんな中で私が大切だと思ったのは命のつながりです。




祖父母の家を片付けるにあたって、ボランティアの方々がとても活躍しました。被害を受けた人々のことを思い、見返りも求めず、自分でよければと、進み出て下さるボランティアの方々はとてもかっこよかったです。





命のつながりは、『生かされている』からこそ、感じられるものではないかと思います。





この体を与えてくれた全ての存在に感謝して・・・   
今、私は、
ちゃんと息をしているよ
とっても、
とっても、きれいな空気で



何故、こんなこと、いうかわかる?



私は生まれてから、事故にあったことはない
うでを折ったことなんてない
もし、うでが二度と使えないようになったら、
私は、文字が書けること、ピアノが弾けること、
服が着れることのすばらしさを実感すると思う。





でも私は、失ってから初めて気づくのではなく、
何かを失う前にそのすばらしさや有り難さに気づける自分になっていきたい。
親からさずけてもらった、このすばらしい体に
日々、感謝



この体を、たくさんの人のために
役立てていきたい。