かったかくんのホームページ

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背中を追って

2012年12月16日 | Weblog
憧れの背中は大きく眩しくて
           未来は君が背中を見せる





先日、家に庭木の剪定にかつて中学校の保護者であった方が来てくれました。その方には、二人のお子さんがいますが、縁があって二人の中学時代には、その中学校に勤務することができました。毎年、剪定をお願いしています。



数年前、庭の草取りもする時間が取りにくい状況もあるので、草がはえにくいように庭の整備もしてもらいました。




その方の感覚で毎年剪定をしてもらっています。



年月が経ち、お子さんたちも一人は、保育士として社会の第一線で頑張っています。優しくピアノの演奏が好きだったので、子どもたちに囲まれながら、一緒にオルガンを弾いたりしながら楽しく過ごしているのではないかと想像します。もう一人のお子さんは、今年高校を卒業します。




この間、学校の庭木も剪定に来てくれたので、その時に進路がどうなったのかを聞きました。
「いいか、どうかはわからないけれど、造園の大学に行くように決まったんですよ。」
そういう二人のお父さんの顔はほころんでいました。




きっとむすこさんは、お父さんの背中を見て育った気がして、何かそれがとてもうれしく思いました。ご両親は子どもの部活の試合や大会があれば何をさしおいても応援に来ていました。子どもを愛情をもって接してきた分、きっと子どもたちも親の生きざまもしっかり見続けて、学んできたのだと思います。





いろんな進む先がある中で、父の仕事を選択することは、父へのそして父の仕事に対する情熱へのあこがれがあったのではないかと思うのです。生きている教科書が日常生活の中で開かれていたのかも知れません。




そして、先日も書いたのですが、同じく卒業生の一人が建築士になるための大学に進学が決定しました。電話でも少し話をさせてもらいましたが、とても喜んでいました。こちらも父のあとを追っていくし、いつかは父を追い越す時もやってくるのでしょう。





こういった身近な人に憧れて進路をとっていくこともうれしさが感じます。



ほかにも一生懸命に就職活動してきた結果、社会に出る人もいるでしょう。
自分が決めた夢を求めたり、これから自分の夢探しをするために進学をする人もいるかも知れません。




それぞれの卒業生にとって、いろんなドラマの中にもたくさんの幸せが訪れることを心から願っています。