
母が去り逝き実落つるのみ

先日、家に帰ると姉から小包が届いていました。ペットボトルのお茶が何本か入っていました。手紙付きでした。
「しだれ梅を姑と一緒に見に行って、その笑顔に癒されるような気持ちになったこと。また、母がこよなく梅の木に愛着があり、梅の花を見たり、梅ちぎりなどをしていたことを思い浮かべながら・・母は昨年の初秋に逝ってしまいましたが、梅の枝の中でかくれんぼをしているような気がします・・・そのつぶやきです。」

以前も書いたように、父や母との梅の思い出はたくさんあります。梅の木を何本か植えています。もちろん梅をちぎって、梅エキスにして梅雨のこの時期、家中がぷーんとエキスの匂いだらけになっていたという思い出もあります。
また何か願い事があると、梅の枝に願い事を書いて、「よし、これで、大丈夫。」と孫たちの入学試験の合格を祈っていました。
梅を題材に「お~いお茶」の俳句に入選して、俳句が掲載されているペットボトルです。姉は趣味でいろんな思いを俳句にしたり、絵本にしたりしながら創作活動をしています。今までにも「お~いお茶」には、何度か掲載されています。
父も俳句が好きで、病床の中でも、独学で俳句を作って、雑誌に投稿していました。他界した今でも、父が残した俳句のノートが何冊もあります。また知り合いの方や兄たちがその俳句を書にしてくれています。
まさに姉は、父の趣味をひきついでいます。
母を思いながら創った俳句は、
「しだれ梅かくれんぼなどしてみたく」
この句の中に姉のいろんな思いが詰まっています。
もう、梅の季節は終わりました。そして夏。まもなく母の初盆となります。