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うなぎの思い出Ⅰ

2013年07月16日 | Weblog
子どもらの歓声消えた廃校に
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先日、うなぎを食べに日田の町に行きました。うなぎ価格の異常な高騰。うなぎの稚魚不漁になり、うなぎの価格もどんどん上昇しています。それでも安いうなぎ店をめざして食べに行きました。



かつては、山国川などもうなぎの宝庫でした。思い出すのは、西谷小学校に勤務していた時のことです。うなぎの思い出が2つあります。




1つ目は、かしばりを遊びクラブで仕掛けたことです。まずは、えさとなる魚のハエをクラブの時間に釣ります。ここはともくん、けんちゃんのおっちゃんに教えてもらい、オランダ釣ばりで学校の橋の下で釣ります。



1回に2、3匹釣れます。針の分だけ、魚を釣るのにそんなに時間がかかりません。それから学校の上流の石の下などに仕掛けていきました。では、その仕掛けをいつ取り外すかということになります。もちろん早朝です。ご飯を食べてから、学校に集合。




泊まりです。大漁を願って早く寝ます。期待わくわく。




早朝、かしばりに見事うなぎ数匹がヒット。まさに天然のうなぎです。ひもを引っ張った時のビクビク感がなんとも言えません。急いでバケツに入れてふたを閉めました。それからが大変。




魚は釣れてもまさかうなぎがとれるとは思ってもみませんでした。こどもの電話攻撃です。


「父ちゃん、うなぎ料理してくれんかなあ。」



となおくん。すぐに来てくれました。すべて用意をしてくれて、すばやくさばき、かば焼きに。校舎の中までもが、うなぎの焼くにおいで充満していました。




クラブ活動だったので、これって、平日です。他の子どもたちが登校するまで、かしばりを川からあげて、料理して、食べて・・・。




学校に来た先生が、「この煙どうしたん?」どうもこうも予定外の楽しい出来事を話しました。今でも子どもたちやかわばるのおっちゃんの記憶に残っています。




本当に、しじみをとったり、しゅわづかみで(岩の間に手を入れて魚をつかむ)魚を獲ったりと野性的に子どもたちは成長しました。



この夏の時期、しゅわづかみを楽しむ子どもたちは、胸は日焼けせずに、背中はばりばり焼けていました。こんな素敵な学校も今は廃校となっています。20代の半分は、この学校で過ごしました。思い出の財産がたくさんあります。



明日は、うなぎ最終編です。