
勝利を寄せる無限の力

この4日間、県総体・県吹奏楽コンクールと続きました。たくさんのドラマを見せてもらいました。熱い県での戦いを繰り広げました。しっかり練習の成果を出していきました。すべての競技を見ることはできなかったのが残念ですが、報告を聞いたりしながら、生徒たちの様子を感じることができました。
久しぶりにゆっくりとパソコンに向かいながら、県総体での写真の整理などをしています。
九州大会に出場を決めたのが、バスケットボール女子です。2位までに入れば、宮崎で開催される九州大会です。この大会をめざして、夏休みに入ってからも練習を積み重ねてきました。練習を見ていると、まとまりがある中にも緊張感も感じました。

初日は、ちょっと動きにも硬さが見えましたが、上位に進出していくごとに、自分たちのスタイルを試合に出していきました。そして、さらに自分たちの力も試合の中で高めていきました。
初日は、高校の体育館で室温も高くなっています。ここをクリアーすれば、2位以内もぐっと近づきます。相手の守り方、戦術にも苦戦しながらも得点を重ねていきました。ここがこのチームの強さだと思います。
競り合いながらも、相手を振り切れる力。競り合いに勝てることが強さの源であり、強さを倍増していきます。粘り負けない試合展開、ベンチワーク。選手同士、指導する方と子どもたちの意思疎通がしっかりとできています。

ここを乗り切り、決勝戦まで勝ち進みました。九州大会をかけた準決勝も自分たちの形で試合を展開しました。選手一人ひとりが大きく見えました。ベンチ、またスタンドからの試合に出ていない生徒たちの声も試合に出ている選手たちに勇気を与えました。勝利。わきあがりました。
決勝戦は観戦に行くことはできませんでしたが、指導する方は、「一年間で一番の好ゲーム」だったと言います。見事、準優勝でした。三光中学校の勤務も通算して10数年になりますが、三光中学校女子バスケットボール部が九州大会に出場するのは、初めての経験です。
バスケット関係の方々、お家の方々・・・本当におめでとうございます。