かったかくんのホームページ

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続けられる限りの朝の日課

2014年09月12日 | Weblog
のんびりと静かな朝のルーティン
     校舎を周る靴音響く


 



朝も冷え込んできています。毎日の生活の中で、しっかりとそれを感じることができます。


学校生活の中で、成長している子どもたちを関わる中で、また学校生活を見ていく中で、日々学びの連続であることを痛感します。
 


学びながら、また自分のスタイルも微妙に変化させていかなければなりません。先生方といろんな話をしていきながら、子どもたちと真剣に向き合える「雰囲気」ができたらと思います。
 


話は変わりますが、自分自身、「継続的に何かをする」ということは、苦手としています。ウォーキングでも始めてもそんなに続くことはありません。最近では「無理。」と思い、ちょっと始めていたウォーキングも止めています。意志が弱い・・・。
 


そんな限られた中でも朝、続けているものがあります。以前も書いたことがありますが、それは、朝のそうじと音楽、お湯沸かしとあいさつ運動の、今風で言えば、朝の「4点セット」です。


朝、学校に着いてから、マイモップを持って、校舎を回ります。教室に行って、電気をつけて窓を開けます。初めて教室に入った生徒が、どんよりとした教室より、明るくすがすがしい空気が流れる方が気持ちも穏やかになると思うからです。



また誰もいない教室や廊下の様子から今の生徒たちの姿が想像できます。いろいろなことを語ってくれます。


ほのぼのとした掲示物などにはこちらも心があたたかくなります。
 

トイレのスリッパを並べたり、便器をきれいにしておくと、汚し方も少なくなると思っています。一日の汚いスタートより環境が少しもいい雰囲気であることが大切ではないかと自分の中で思っています。
 


放送室に行って音楽をかけます。以前荒れていた学校に勤務していたとき、朝から怒号や暴力が飛び交うことがありました。そんな声よりは、心地よい音楽が流れる雰囲気のある学校でありたいと思っています。これは、祈りでもあり自戒でもあります。
 


そして締めに、あいさつ運動に立ちます。生徒たちのことを知るいい機会ともなります。生徒たちのフルネームは言えるようになりました。生徒のちょっとした変化にも気づくことが多いです。



また、立っていると、お家の方たちが、「登校する生徒の中に気分が悪い人がいるのを見かけました。」とか「今度、清掃活動に行けなくてすみません。」など、いつもとはいきませんが、コミュニケーションができます。



今日も生徒の自転車の鍵を持って来てくれたお家の方と話をすることができました。
 


わたし自身にとって、大切な朝の「ルーティン」です。