かったかくんのホームページ

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ありがとうございました

2014年11月07日 | Weblog
真夜中に体が震え声詰まる
    悲しむ君の姿を感じて





一昨日のこと。いろんな仕事をしていたら、寝るのがすっかりと遅くなってしまいました。風呂から上がると携帯電話に、かつて小学校で教えたSくんから電話の履歴が残っていました。遅いからどうしようかと思いましたが、折り返しかけてみました。



すると、あの剛健なSちゃんの声とは違って、弱々しい声で、

「先生、母ちゃんが死んだ。」

びっくりしました。



かけがえのないお母さんの思いがけない突然の死でSちゃんが動揺している様子が伝わってきました。



Sちゃんを受け持ったときに、PTAの役員さんをしてくれていました。人の悪口を言うわけではなく、本当に子どもたちのことを考えてくれてお世話をしてくれたことが印象的でした。




クラスの子どもがけがをしたときのことです。北九州の病院に入院をしました。当初は、代表がお見舞いに行くようになっていたのですが、「みんなで行きたい。」ということになりました。



相談をすると、お家の方々にも話をしてくれて、一緒について行ってくれるようになりました。それは、まだその当時の子どもたちの心に残っていると思います。



足が悪かったのですが、それでも子どもたちとお見舞いに行ってくれました。
 


Sちゃんは、柔道を習っていて、群を抜いての強さ。強豪選手として成長していきました。高校に進学して、インターハイなどで活躍をしました。その後は県内で柔道整復師として活躍をしています。



お父さん、お母さんとも担任して以来ずっといろいろこちらがお世話になっています。2年前の母が亡くなったときにもとてもよくしていただき、頼りにさせてもらいました。



また会うたびに、懐かしい当時の話やSちゃんの話などを楽しくしていました。




そして思いがけない訃報。いろんな思いが脳裏を駆け巡りました。先日は、友人を亡くしました。関わり持ってきた人がそしてお世話になった人たちが逝ってしまうことがつらく感じます。



明日、通夜ですが、今日お悔やみに行きました。生前と変わらない姿で横になっていて、今でも笑顔で起きてきそうな感じでした。それがまた寂しさが募りました。
 


また見送りにも行きたいと思います。今まで本当にありがとうございました。