かったかくんのホームページ

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懐かしい再会

2014年11月17日 | Weblog
少年の如く時間を忘れつつ
    笑い声続くあの頃に戻り

               
 


土曜日は、公私ともにお世話になっているMさんが経営する工務店の忘年会に参加させてもらいました。さすがMさん。関連の業界の方で席が埋まっていました。



「時代による要望する形なども変化してきています。施主さんが要望も高くなっています。ハウスメーカーもたくさん出店してきています。気候の変化、異常気象で今までなら良かった作りも変えていかなければならないかも知れません。

今に満足せずに、研究したり、変化に対応できる力を持たなければなりません。」



たぶん、こういった内容だったと思いますが、冒頭にMさんが高校バレーの監督さんの話を例に出しながら、話をしました。



 

学校に置き換えても同じだと思いました。教育も大きく変化しています。子どもの姿を真ん中において、変化に対応しながら、子どもたちを大事に成長させていく教育を展開しなければならないと思います。
 


会が始まると、賑やかに話が弾んでいきました。多くの方と話をしていると、初対面の方でもいろいろ繋がりがあることを実感しました。
 


会の中に、初めて教員になって勤務した豊田小学校時代の生徒がいました。もう社会の一線で活躍をします。


Sくんです。「先生。」と声をかけられました。名刺をさっとだしました。建設会社の部長になっています。「す、すごい、部長。」直接担任をしたわけではありませんでしたが、いろいろ話をしたり、合同体育をしたりと関わりがありました。



当時は、6クラス。そして沖代小学校と分離をしても5クラスと多い学年でした。昨日のことは忘れても?当時のことはしっかりと覚えています。
 


あの頃と同じように、いい笑顔で接してくれます。当時にタイムスリップしたかのように懐かしく感じました。
 


いつもいつもお世話になっているKさんと3人で、わらわら言いながら、時間が過ぎていきました。
「あと、3分で店を出て下さい。」うん?もう2時を回っている。
「次は、うどんでしめて帰るよ。」とSちゃん。
 


教員は、学校の中で「生徒」という時代を中心に関わってきますが、生きている間、時が経ち「成長」という自分を追い越した時にも出逢いますし、関わりもあります。


「第2」「第3」の出会いが訪れることもあります。教員で関わる時は、中学生だとしたら最高でも3年間です。しかし、教員-生徒という時代が過ぎてからの時間の方が遥かに長いです。



生徒は3年間のイメージを持っています。「第2」「第3」の出会いがやってきたときに、生徒たちは、どのくらい関わってくれたか、その時は理解してもらえなくてもどのくらい真剣に向き合ってくれたかを語ります。


いい思い出もいやな思い出も持っています。自分自身、小さくならなくてはいけないときもあるし、大きくなる時もあります。


その宿命も意識しながら、教員という下手な職人ながらこれからも自分ができる範囲の中で子どもたちと向き合っていきたいと思います。