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進路指導の研究大会に参加して

2014年11月14日 | Weblog
きらきらと瞳が輝く子どもたち
     夢・希望を抱いて未来に向かう

               

 

冷え込みが厳しかった朝でした。全国的な冷え込みがあるようです。そんな中で、「第51回全九州中学校進路指導研究大会」が宇佐市で行われました。大分県をはじめ、九州各県の先生方が集まって大会が行われました。



ここに至るまで、県や市でいろんな準備を進めてきました。
 


市では、分科会での発表の準備を進めてきました。緑ヶ丘中学校の今井先生が担当してくれました。



生徒が将来を見つめ、社会的・職業的自立に向け、自分の進路を自らの意志で切り拓き、力強く生きられるために、①人間関係形成・社会形成能力②自己理解・自己管理能力③キャリアプランニング能力④課題対応能力などが必要とされています。

①~④をまとめて、ちょっと難しい言葉で、「基礎的・汎用的能力」と言います。
 


今井先生の発表では、「基礎的・汎用的能力」を毎日の授業によって身につくものであるととらえ、研究を進めています。生徒が友だちとコミュニケーションを図り、課題を見つけ、解決していくことで、社会的・職業的自立につながっていくという実践を発表しました。

「学び合いのある授業づくり」の展開を紹介しました。
 


長州中学校で授業も行われました。総合的な学習の時間、数学、英語、国語などから「自分の考えを相手に伝わるように表現することができる」「自ら進んで課題に取り組むことができる」などの視点をつくりながら、「基礎的・汎用的能力」を追求していきました。



長州中学校では、小学校や高校生も来て授業を展開しました。子どもたちがめあてを持ちながら授業に参加。楽しく意欲的に臨んでいる姿が印象的でした。
 


筑波大学からキャリア教育(進路指導)において第一人者の藤田晃之先生が見えられて記念講演が開かれました。
 


県の進路指導部会の副会長をしているので、できることのお世話をしました。しかし、研究発表をした先生、開催校の先生方、授業を担当した先生は、ここに至るまでの長い間、本当に大変だったと思います。お疲れ様でした。




大会を通しながら、子どもたちにとって「学ぶ意味や目的」「夢や目標をしっかりと持たせること」の大切さを「学ぶ」ことができました。


長州中学校の校長室に書かれていた、学校教育目標「将来の夢を持てる中学生の育成」そして研究テーマである「将来の夢に向かって、目的意識をもって学び続ける生徒の育成」という言葉が印象に残りました。