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いよいよ県立高校一次入試へ

2015年03月09日 | Weblog
傘鳴らす雨音強く降りつける
       やがて雨止み雲から陽ざし


 


朝から雨が降っています。朝のあいさつ運動に傘をさして立っていると、傘を雨粒がならします。しとしとした雨です。


昨日の春の陽気は嘘のように、明日は西高東低の冬型の気圧配置になり、雪が降るという予報が出ています。


しかし、今の受験の心境だと思います。



あんなに朝は雨が激しく降っていたのに、午後からは陽ざしがさしてきました。今は苦しい時かも知れませんが、雨が止まないときはない。進路が決定する時はきます。ここは粘ってもらいたいと思います。



そんな中、今日は、県立高校一次入試の受験者登校日でした。卒業式が終わったものの、受験する3年生が登校してきました。多くの3年生が受験に立ち向かいます。
 


ふと、この中学校での自分が受験する時のことを思い出しました。



当時は2日間の日程で入試が行われていました。市街地の高校を受験する生徒は、距離があるために、貸し切りバスで市街地まで行き、旅館に泊まり込んでいました。前日の下見もありました。




そんな団体ご一行様での受験でした。懐かしく感じます。



試験が終わり、集合場所は、駅のところでした。バスを待ちながら、もう亡くなられましたが、当時の学年主任の先生が、

「あなたたちは、ここまでお疲れ様。よくがんばったな。」


と言われたあたたかな言葉が今でもなぜかしら心に焼き付いています。



帰りのバスの窓の外は、雪が降っていました。
 


合格発表は、今では考えられないことですが、その頃は、ラジオや新聞でも名前が発表になっていました。また受験生は自宅で待機しておいて、学校の先生から合否の連絡が来ていました。
 


時代の流れとともに、受験の方法も、発表の仕方も変化していきます。
 


きっと、今の生徒たちも年が経ってから、今日のことや受験の様子などを懐かしく振り返ることができると思いますが、ただ、明日が受験。今は、緊張感でいっぱいです。


受験者登校が終わってから、何人かの生徒が面接練習にやってきました。すべてのことをしっかり日々取り組んでいて、面接も自分の思いをしっかりと伝えることができます。
 




生徒自身の努力で春を引き寄せてもらいたいと願っています。