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下宿時代がよみがえり

2015年03月01日 | Weblog
懐かしく会話が弾む先輩と
    過ぎた時間をもとに戻して


 

年度末の行事が、毎日のように続くこの頃です。
 


先週の金曜日に、町内の小学校の学校評価委員会と学力向上会議に行きました。町内には4つ小学校がありますが、金曜日の学校で最後となります。


小学校を回ると、またいろんな面から子どもの様子や地域の様子を知ることができます。
 


金曜日、小学校に行くと、



「おーっ、どうしたんか。」
 


懐かしい顔が。2つ年上の中学校と高校の先輩がいました。高校では、下宿も一緒でした。キャラハン邸という館に下宿をしていました。かつては、明治時代に来日したアメリカ人宣教師の住む洋風住宅でした。


高校時代は、大家さんが買い取っていたのか、高校生の下宿屋となっていました。


旧下毛郡の学生を中心に宇佐や国東から下宿をしていました。結構、規律も厳しく、ほとんどプライバシーもなし?といった感じでした。学習時間などにもしっかりチェックが入りました。


1、2年は2人部屋です。同じ中学校の友達と一緒の部屋でした。こちらが寝ても、「がしゃ、がしゃ。」と鉛筆の音が聞こえてきます。


彼の鉛筆の音が子守唄となっていました。すごい勉強量の友達でした。東大に進学しました。見事、経験の差です。医学部に進学した中学校からの友達もいます。今、博多の病院で外科医として活躍をしています。


地元に残って頑張っている仲間もいます。社会に出てからの職業もさまざまです。

寂しいことですが、昨年の秋に亡くなった友もいます。
 


金曜日は、そんな下宿での先輩との再会です。先輩の部屋にひんぱんに遊びに行っていました。先輩の部屋でこっそり遅くまで話し込んだこともあります。もちろん、勉強を教えてもらったりもしていました。



先輩は、大学を出てから、地元に帰り、建設会社のあとを継いでいます。



「家のところ、堤防工事で迷惑をかけるよるなあ。」
その通りですが、

「川が見えなくなるから、堤防に飾り窓をあけていいかなあ。」

と言うと、

「そりゃ、水が入ってくるよな。」




学生の頃と同じ優しい笑顔で話しかけてくれました。時々は見かけたりもしますが、同じ町内に住んでいてもなかなか会う機会もないです。会では、隣りに座り、久しぶりにゆっくりと時間を過ごすことができました。



横にいると、途中の時間は切り取りして、高校時代の延長上にいるような気がしました。思いがけない、再会にとてもうれしく感じました。
 
 


話は変わりますが、今日は、下宿の後輩が午後からひょっこり遊びに来ました。今は、同じ教員をしています。それからの長い付き合いです。くされ縁です。くされ縁ですが、いろんな影響も与えてくれています。


この後輩が高校時代、友達どうし、部屋で野球をしていて、下宿のガラスを割ったおかげで・・・しっかり・・・本当にわたしの人生、大きく変わりました。
(続く・・・いつかに)


一番上の写真は、日本文理大学に移築復元されたキャラハン邸です。