かったかくんのホームページ

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2つのラストステージ

2015年03月30日 | Weblog
圧巻の心に響くコンサート
       春のステージ 花を咲かせて


 

昨日は、かつての生徒が出演する定期演奏会に行きました。生徒は、「iichicoグランシアタ ジュニアオーケストラ」に所属しています。多くの演奏家に交じって、努力をしてきました。


進学のこともあり、今回が、ジュニアオーケストラでのラストステージということになります。
 

会場である「iichicoグランシアタ」は、開場する前から行列ができていました。まずは、ホール前でそれぞれの楽器のミニミニコンサートがありました。かつての生徒も出ていました。


音楽に打ち込む中で、頼もしい姿に出会うことができました。 
 


演奏を聴いたあとは、ホールに行きました。ほぼ席は埋まっていました。
 

演奏家たちがステージに出てきました。
 

オーケストラとなると、音に迫力があります。チャイコフスキーの組曲「くるみ割り人形」からスタートして、耳にしたことがある曲がホールに響きました。




団員たちは、この演奏会のために練習を積んできて、曲を創りあげてきました。その思いが伝わってきました。
 

見事な演奏でした。ふだんは、オーケストラの演奏を聴く機会はありません。すごく新鮮でたくさんの感動をもらうことができました。
 

演奏を終えた後で生徒に会う機会がありましたが、



「失敗したところもあったけれど、満足な演奏ができました。」



と、やり終えた充足感がありました。とても輝いていました。

 

そして、学校では今日は離任式でした。学校でのラストステージということになります。異動される先生、退職をされる先生を生徒と見送りました。



これまで、学校の生徒たちのために、時間を惜しまず関わりを持ってきました。先生方の中には、九州北部豪雨の際、尽力して来た方もいます。
 

離任式の会場は涙を流す生徒、先生も多くいました。別れの季節を感じさせる時間となりました。

こういった瞬間、寂しいと思う経験も生徒たちの心を優しく、大きく成長させていくものだと思います。
 


わたし自身、昨年は見送られる立場でした。今回は、見送る立場です。この学校を離れている先生には、新天地で健康で活躍されることを願っています。
 

転出される先生方の荷物もなくなり、職員室は寂しくなります。4月からは新しい先生が入ってきます。今までの先生方の思いを大切にしながら、新しい先生方の風も吹かせる学校になればいいと思います。

 

桜が美しく咲いています。春満開です。
 


いろんな思いが駆け巡りながら、春の季節を感じています。「ラストステージ」が続くこの頃です。