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危機意識をもつこと

2016年12月02日 | 大分県
冬。空気も乾燥してきます。空気が乾燥していると、火災も発生しやすくなりやすいです。みんなで気をつけたいものです。



そんな中で、期末テストが終了した今日の午後、「火災避難訓練」を実施しました。消防署の方が見えられて、協力してくれた中での訓練です。



学校だけで実施しようと思うと、どうしても取り組みが甘くなったり、わたしたちの思いだけでの訓練となります。防火のプロの消防署員の方の指導の下で、訓練を行うことで緊張感が走ります。



わたしたちは「子どもの命を守る」ことが使命です。昨日は、愛媛県の学習塾で中学生8名が学習しているところで火災が発生をしました。テレビの映像で見ると、驚くほどの勢いの火災でした。びっくりです。



死亡した人やけがをした人はいませんでしたが、どのような思いで生徒たちは逃げたのでしょうか。
 

今日は、火災報知器を鳴らし、「火災発生」という教頭先生の放送からすべてが動き出しました。事前に消防署員の方が訓練することを消防署の司令室に通知していました。



そこで、わたしが担当になっていたので、実際に119番に電話をしました。これが冷静でないと受け答えが難しいことを感じました。
 


まちがいなく電話で、119を押すと、司令室が出ました。
「訓練火災です。」
という一声を出しました。


すると、矢継ぎ早に質問が来ます。
 


「お名前は。」「住所は。」「出火場所は。」「火災は何階ですか。」「初期消火をしましたか。」「けがをしている人はいませんか。」「火が天井まで上がっていたらすぐに逃げて下さい。」「電話番号は。」
 

恐怖や緊張の中での電話であると、消防署の電話番号も119か110かも分からなくなってしまうかも知れない状況の中での質問となります。
 


生徒たちも素早く決められた場所に避難しました。火災は学校だけではありません。


学校、自宅、昨日のような塾、スーパー、ホテルなどわたしたちはどこで、どのように火災が発生するか見当がつきません。


可能な限り、危機意識は持っておきたいものです。
 

消防署との連携の中での訓練。1回1回に学ぶものがあります。



担当の先生が最後に言いましたが、
「まずは、火災を起こさないこと。」
です。

そして、危機意識を持つ大切さだと感じました。
 


みなさん、気をつけましょうね。