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卒業証書をありがとうございました

2016年12月21日 | 大分県
2016年の終わりが近づいています。そんな中で、いろんな会が開かれています。今日は、朝、昼、夜と会議の連続でした。朝の中津市内の中学校での会議での話です。
 

わたしが小学生時代にカリキュラムの中に、「正課クラブ」という時間がありました。クラブの中の1つに「ゴールハイ部」があり所属しました。「ゴールハイ」って知っていますか。


ルールは、バスケットボールとほぼ同じですが、独特の形をしたかごのような~ものにドッジボールを入れます。



小学校6年生の時に、赴任してきた先生がいます。以前もこのことをブログに書いたこともあります。担任ではありませんでしたが、「ゴールハイ部」の担当をしてくれました。


クラブ活動の時間が来るのを楽しみにしていました。もともと先生は、バスケットボールが専門でしたので、指導も卓越していました。



中学校に入学すると、先生も中学校に勤務してきました。姉たちの担任でした。そしてバスケットボール部の顧問。多くの友だちがバスケットボール部に入部して、先生から指導を受けました。



縁はつながっていて、わたしが教員になっていろんなところで関わりを持たせてもらいました。

そして、今は・・・というと、市内全部の小中学校の氏名以外の「卒業証書」を書いて下さっています。


上の写真の証書です。10年以上も先生は、書き続けてくれていました。


毎年、年が明けると、「これで、間違いはないかのう。」と各学校を訪れて、字の確認をしてくれていました。


毎年800人近くのつまり10年以上で8000人を超える子どもたちの手に先生が書いてくれたあたたかい証書が渡されていました。
 

今年は、この字を書いていただく方が新しい方にバトンタッチされます。
 


今日の会議の中で、先生に、感謝状が渡されました。証書を書くことを引き受けた経緯から話をしてくれました。生涯子どもたちを大切にしていく先生の姿を見ることができました。


わたしの小学校時代から少しも変わらない、先生の優しさを感じることができました。
 

これまで、本当にありがとうございました。