かったかくんのホームページ

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「卒業式~学び舎を巣立つ~」

2018年03月02日 | 大分県
天気は晴れ。
春の陽気が差し込んできた一日でした。


今日は、勤務する学校の「卒業証書授与式」でした。
写真や文章で懐かしい中学校時代の卒業式を思い出してくださいね。



いつもより先生方も早くから学校に来て、卒業式の会場、式の流れなどの最終確認をしていました。

見えないところでの先生方の優しさを感じる場面が多くありました。
 

保護者の方もたくさん会場に詰めかけてくれました。
来賓の方々を会場に連れて行くとき、会場入り口で待っている卒業生と会いました。とてもいい表情をしています。
気持ちよく卒業生は、来賓の方々とあいさつを交わしていました。


 
そして、式が始まります。
メインの卒業証書を一人ひとりに手渡します。
「卒業証書  ○○  平成○年○月○日生まれ
 右の者は・・・」
と読んでいきます。
 


いつかも書いたことがありますが、ここは、読み手ともらい手の空間です。卒業生一人ひとりと見つめあいながらの時間です。


今日は、練習の時より、もらい手と演台の距離がありました。
たぶん印の関係なのでしょう。


自分なりに心を込めて、卒業証書を渡していきました。

「おめでとう。」と小さな言うと、生徒の中には、
「ありがとうございました。」
「お世話になりました。」
という生徒もいました。


笑みを浮かべると生徒、緊張の中で、真剣な面持ちの生徒など、表情こそは違いますが、しっかりと証書を受け取っていきました。


「式辞は出入りいれて8分以内でお願いします。」
うーん。生徒のことを思い浮かべながら、あれもこれも言おうとすると、12分くらいになります。

原稿を削りに削って・・・今日も朝、校舎の中を歩いていると、これを入れたいと思うと、違うところを削って・・・話をしました。


生徒は、内容は忘れてしまうかも知れませんが、また学校便りなどで伝えたいと思います。
 


こちらも8分の緊張の時間が過ぎていきました。
 


在校生の歌、メッセージ、卒業生の歌、メッセージと生徒たちのこれまでの思いを伝えあう時間。卒業生を見ていると、これまでの大きな成長に頼もしさを感じます。
 

卒業式が終わっての教室では、担任の先生が、卒業証書などを渡しています。すべての先生も呼ばれました。
部活担当の先生にハグをする生徒も。

たくさんの感動が詰まった、卒業式、教室でのセレモニーでした。
 


主人公は、3年生だけではありませんでした。在校生も準備から片づけまで、計画的に取り組んでいきました。その姿を見ながら、頼もしさを感じました。
 


卒業生を中心にしながら、在校生の頑張りと一体となっての卒業式が終わりました。

たくさんの素敵なドラマを感じることができました。

卒業生には、これからもうんと輝いて欲しい、ぬくもりのある生き方をして欲しいと願っています。