かったかくんのホームページ

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「S一郎くんの結婚式」

2018年06月03日 | 大分県
今日は、小学校勤務時代のかつて教えた生徒の結婚式でした。
 
小学校で1度だけ、低学年の2年生を担任したことがあります。

その時に受け持たせてもらいました。子どもたちも元気がいい学年でした。
 


またお家の方も何かにつけいろんな取り組みに協力してくれ楽しく1年間を過ごしていきました。
活動の中で、野いちごを摘みに行き、みんなでジャムを作ったり、畑に粘土を掘りに行って、土器を作ったり、思い出多い1年間を過ごしました。
 
 

小学校2年生の時のイメージが強いものがあるだけに、新郎があいさつの中で、
「忙しい中、こうして、皆様方のご出席を受けて結婚式・披露宴をすることができました・・・幸せな家庭を創ります。」という言葉を聴くと、時が一気に2年生の時から大人へとタイムスリップした感じで、成長の早さとS一郎くんの頼もしさを感じました。
 
 

案内の中で、「乾杯の音頭をお願いします。」と書かれていて、責任を感じていましたが、10日前に、お家の方から電話があって、
「先生にお願いがあります。乾杯の音頭はもういいです。1曲歌とスピーチをお願いします。」はいっ?
 
「あのね、カラオケは一番苦手なんだよね。」

 
 
乾杯やあいさつは今まであっても「歌を歌って。」というのは初めてです。
まあ、いきなりよく言います☆

 
「乾杯」をやめて「乾杯」を歌いました。
 

♪あれからどれくらいたったのだろう~~~♪
あれからどれくらいたった月日を結婚式の中から、思い出していきました。

中学校時代、担任だったE渕先生とS一郎くんの晴れの姿を堪能しました。
 
 
時折、S一郎くんの目に光るものを見たときに、S一郎くんの優しさを感じることができました。
高校時代の先生も来ていました。
「誠実に頑張った3年間だったんですよ。」の言葉でした。

その言葉がまたうれしいです。
 
お母さんが料理が好きだったので、3人の子どもたちはみんながその道に進んでいきました。
 

お嫁さんもとても素敵な方で、式の中で時折2人が見つめあう2人の姿が信頼と愛と優しさを感じました。お似合いの二人です。
 


かつての生徒たちの成長をこの目で見るときに、「しあわせ」を覚えます。
  

式の司会者は、かつてのお家の方で、巧みに2人の人柄を引き出しながら、やわらかに式を盛り上げていきます。
 
フロアスタッフもかつての2人の生徒たちが来客に心配りしながら、頑張っていました。そんな仕草の一つひとつにすごさがありました。こちらが学びます。
 



たくさんのしあわせな空気をいっぱい体に入れることができました。撮った写真もS一郎さんに渡して帰りました。