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「認知症サポーター中学生養成講座開催」

2019年01月18日 | 大分県
今日の日中は、校舎から見える青空がとてもきれいでした。
朝の気温はいつもより低かったですが、真冬とは思えない、美しい青空でした。


気持ちも爽やかになります。
 



窓辺に降り注ぐ陽射しもやわらかさを感じました。
 



このまま、春を迎えることができるといいのですが、まだまだ予断は許されません。
 



先日、認知症サポーター中学生養成講座が開催されました。


中津市役所の介護長寿課の職員の方、社会福祉協議会の職員の方が企画そして、授業を展開してくれました。
 
かつて、前任校の生徒で職員になっている人もいました。教育実習にもやってきて、生徒と優しく関わってくれました。





現在は、介護長寿課職員として、住民の方たちが安心して暮らせる社会をめざして頑張っています。
 



今回の「認知症サポーター中学生養成講座」も同様だと思います。
5人に1人の割合で認知症になっていく現状があります。
誰にでも起こりうる脳の病気です。
 



私の母も晩年、「認知症」と診断されました。
薄れゆく記憶の中で、寂しさを感じました。
ふとこの講習会があるときに、母への日記を読み返しました。


新聞に想いを投稿した記事もありました。
 


母は他界していませんが、認知症になってからも母からたくさんのことを学ばせてもらいました。



生徒たちの学習副読本の中の最後の言葉です。


「みんなが認知症について、正しい知識をもち、助け合うことができれば、認知症の人も走の家族も穏やかに暮らすことができます。
そうして支え合いの輪を広げ、認知症になっても安心して暮らせるまちをつくっていきましょう。」

 




これからの時代を担っていく生徒たちが、「認知症」について学ぶことはとても意義のあることだと思っています。