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「思い出の日記帳」

2019年01月28日 | 大分県
いよいよ高校受験も私立高校の一般入試が近づいてきています。



今日は、3年生の実力テストが行われました。

進路決定に向けての終盤戦になってきています。
すでに進路が決まった生徒、まだこれからの生徒とクラスの中の生徒たちは、いろんな立ち位置にいます。
 


まだ決定していない生徒は、軸がぶれることなく、それぞれの生徒の夢を追いかけて、最後の努力を続けていって欲しいと思います。

この緊張感の時が、また心の成長にもつながっていくことでしょう。
 

今週の木曜日が私立高校の一般入試です。3年生の先生方は、送迎バスの確認などを行なっていました。
生徒たちが見えないところでのサポートです。
 



さてさて、今日は、家に帰ってから、さがしものをしていました。

押し入れなどにも潜りながら、さがしものの本の捜索です。
袋の中を見ると、「おっ。」懐かしいものが出てきた・・・。この間の正月に、初めて教員になっての同級会がありました。



今、お世話になっている人、30数年ぶりに会う人・・・懐かしい思いがありました。

そして、あの頃をあらためて思い出すことができました。
また時の経つ早さも感じました。
 



教員になって1年目。今では、敵わない若さのエネルギーがありました。

一方では、
「もう少し、こう、指導すればよかった。」
というようなこともあります。




Nちゃん、いわく、
「わたしたちが、先生にしてあげた。」
「今、先生をしているのは、私たちのおかげ。」
はいはい。本当にその通り。「また日記読みに行くよ。」
待っています。
 



押し入れから出て、日記を読みました。ぷっと噴き出すようなこともたくさん書いています。
 



いろんな思い出が、昨日の如く、よみがえってきます。
少しだけ、同級生のグループのメールの中でも紹介しました。
 



Yちゃんの日記の中で、おじいちゃんが病気になって、病院に運ばれたことを書いていました。
「おじいちゃんの事は、今でも覚えています‼️そんな事書いていたんですね‼️おじいちゃんも1月20日に倒れて2月5日に亡くなりました。意識も、戻らないままでしたが、何日か私も、病院に泊まったことを思い出しました。先生ありがとうございました。」
 



30年以上経つのに、きちんと日まで覚えているYちゃんも優しい。
読みながら、楽しくなったりせつなくなったりします。
 



記憶は消えていきますが、書き綴ることは、記録となります。



足あとを残すことにもなります。
今、だんだんと日記を取り組むクラスも少なくなっていますが、日々の積み重ねの中で、考えや思いをまとめることもでき始めます。



学力の中で、点数にこだわりがちな世の中になっていますが、書くことで表現することも学ぶ力の大きな原点になるのかなとも思います。