かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

「とうろう祭り」

2019年08月09日 | 大分県
灯ろうの揺れる灯りの石畳
カランカランと下駄の音(ね)響く



今日は、とうろう祭りです。一日、寺町にいました。


家のお墓が寺町のお寺にあります。
今日の午前中は、お寺で「お施餓鬼」の法要がありました。



毎年の9日に合同のお施餓鬼が行われます。


それが終わると、おときを食べて終わります。



教員になって、初めての学校は豊田小学校でした。



当時のベテランの2人の先生が、この法要で、一緒になっていました。



3~4年前まで、
「1年に一回の赤い壁の中での同窓会やね。」
とおときを食べながら、当時、一緒に勤務したときの懐かしい話などに話が弾んでいました。


ところが時を同じようにして、2人の先生に3~4年前から会えなくなってしまいました。



一人の先生は、「足が悪くてね。」と来ることができなくなりました。


そして、もう一人の先生のことについて、今日、話を聞きました。



「先日、お亡くなりになったのですよ。家族葬でした。」
悲しみに包まれました。



初めて先生になってとまどいを感じていた時に、とても優しく接してくれました。
支えていただきました。


もう同窓会をすることもありません。
驚き、悲しみも包み込みながら、時は流れていきます。
 



夕方からは、寺町の「とうろう祭り」です。



日の出町商店街からずっと歩いて行きました。


寺町だけだった「とうろう祭り」も商店街を巻き込んで盛り上がりを見せています。
昨年、かつて豊田小学校の時代の子どもと寺町で偶然に再会をしました。


お子さんも一緒でした。
そして、また今年も偶然に会いました


偶然が偶然をよんで・・・そのお子さんを今は担任をしています。
今日もお子さんがいましたが、今は受け持ちの子どもになっています。不思議です。
人は繋がっていくことを感じます。
 


耶馬溪中学校など中学生が作ったとうろうも見ました。
たけちゃん先生や生徒たちが番をしていました。中学校の「けんちゃん教頭先生」にも久しぶりに会いました。


どの学校の作品も素晴らしかったです。病院などからも出展をしていました。
教えた生徒もいました。「字を書いたんよ。」病院に勤めていながらの書家です。


みどりさん家のかき氷やおむすびを食べました。めずらしい料理も出してもらいました。
美味しかったです。


途中で野菜カレーを食べたり・・・ちょっと贅沢な時間を過ごしました。
 


今年も8月9日の夏の夜、賑わいました。