かったかくんのホームページ

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「かっこいい勝ち方、負け方」

2019年08月25日 | 大分県
無死満塁ピンチを救ったあの言葉
  共に過ごした時間懐かし


 

昨日から、24時間テレビが行われていました。



いろんな場面で感動することができました。また生き方を学ばされることもありました。


骨髄移植でしか病気を治すことができない少年と元巨人の上原投手との再会には、心を打たれるものがありました。



10数年前のテレビの企画だったと思うのですが、それからもつながりをもって、関わってきた上原投手の優しさ、病気との戦いを克服していった少年。
素晴らしい生き方に胸が熱くなりました。
 


上原選手は5月に引退していきましたが、今度は、上原選手から勇気をもらった少年が自分の経験や思いから、病で苦しんでいる人のために医療の最前線で活躍をしていくことでしょう。
 



話は変わって、先日、Yさんが、松井選手のコメントのことを話していました。
甲子園決勝戦で松井選手の出身高校の星陵高校が履正社高校に敗れたときのインタビューです。
 


インターネットから松井さんのコメントをとると、


「チームとしては、奥川君を中心とした、まとまったチームに見えました。
守備も良かったし、打線は苦しんでいましたが、智弁和歌山戦以降、爆発しましたね。

今までの星稜だったら、智弁和歌山に負けて終わり。甲子園での死闘は必ず敗者になった。

あの試合に勝てたことは、今までの星稜の歴史を変えてくれたと思います。

令和元年、101回目の甲子園で、何か新しい歴史が始まる感じがしました。」



とほめたたえた後、


「ここで優勝できないのが星稜。母校のそういうところも大好きです。
何か新たな宿題が残った感じですね。
また、新たなチャレンジをして全国制覇を狙ってもらいたいですね。」



「ただ目標は全国制覇かもしれませんが、星稜高校野球部のモットーは、あくまでも、野球を通しての人間形成です。
それが校訓である「社会に役立つ人間の育成」につながっていくと考えています。」




 
子どもたちのすべてのものがこの言葉に凝縮されているのではないかと思います。
子どもたちがいろんなところで、「勝たなければならない」ということが宿命づけられていることが多い社会となっています。
 


夢を追い続けながらも、おおらかに、大切にしていかなければならないこと、見失ってはいけないものを私たち大人もそして、何より、次の時代を背負っていく子どもたちが持ち続けて欲しいと思います。
 

熱闘甲子園でした。



いよいよ子どもたちが明日から登校をしてきます。