かったかくんのホームページ

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「雨あがりの運動会の練習」

2019年08月29日 | 大分県
残暑にも負けじとグランド駆ける君
   流れる汗に日焼けの横顔


 

いよいよ今日から、運動会の取り組みが本格的に始まりました。


昨日までの激しい雨。佐賀県を中心にすざまじい災害が発生しました。


一瞬にして、濁流が街を襲いました。
災害は思いがけずにやってきます。いつも思うのですが、2012年は中津地域を含めて広い範囲で、甚大な災害が発生しました。



一昨年は、朝倉・日田地域・・・。雲の通り道が中津を通過すれば、昨日の災害も中津でおこったかもしれません。


わたしたちは、常に災害と背中合わせになって生活しているのです。 
 



昨年の入学式の日の朝、耶馬溪で災害が発生しました。



全校集会を開き、子どもたちを先生たちと落ち着かせ、入学式に臨ませました。


心が詰まるような思いで、式辞を読んでいる時、会場に消防車、救急車などのサイレンの音、ヘリコプターの音が響き渡っていたのを今でも忘れることができません。
 



まだまだ台風などの災害が発生するかもしれません。
昨日書いたように、絶対に「命」を守っていかなければなりません。
 



話を元に戻すと、勤務校区では災害がなく、今日の雨上がりには、運動会の取り組みを行ないました。
 



まずは、全校石拾い、草取りです。
 



雨は、午後のはじめまで上がっていました。
予定した取り組みが遅れていましたが、取り戻すときです。
 



子どもたちも外に出ることができることに、嬉しさを感じていたようです。


割り当てられたところをそれぞれの学年の子どもたちは黙々と頑張っていました。
「先生、この大きな石、取れないよぉ。」
「先生、グランドのポイントの釘がある。刺さったらあぶないよ。」
あっという間にきれいになりました。
 




そして、いよいよ2時間目から、練習開始です。
隣りのクラスのゆっきー先生からも「できるときにやっておきましょう。」
走力の測定からです。
 



ゆっきー先生が全体を総括して、ウォーミングアップはこちらが担当してと分業制?です。
なおちゃん先生は記録をしていきます。
子どもたちを完全にサポートして、開始です。
 


「ゴールは駆け抜けていくんだよ。」
子どもたちは、真剣です。一緒に走る人ではなく、タイムとの戦いです。




久しぶりに体を思い切って動かすとは思えない走りを見せました。
 



夕方には、携帯電話から激しく警報の音が鳴り響きました。まだまだ雨は続きそうです。
 



効率的に・・・できるときに・・・子どもたちにやりとげた満足感を覚える取り組みにしていきたいですね。