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「大雨の中で~危機管理を考える~」

2019年08月28日 | 大分県
思い出すあの日あの時の災害を
  大地を襲う雨の恐怖に


 
今日は、思いがけない梅雨末期に降る「半夏の水」のような大雨でした。
朝起きて、道路の横を流れる濁流を横目に通勤をしていきました。大きな災害が発生しているところもあります。


本当に、おそるおそるの通勤となりました。


通勤時間・通学時間帯だったので、あの2012年の九州北部豪雨の時を思い出させるような雨の降り方でした。
 


途中、道路が冠水しているところもありました。不安に思うお家の方もおられたのでしょう。
学校に着くと、次々と電話がかかってきていました。
 

ある意味、昨日から予想される今回の大雨でした。
 



学校ごとにいろんな対応をしていましたが、このような危機的な状況の中での対応が「学校力」「組織力」になっていくのだと思うのです。


一歩判断を間違えると、死傷者も出す結果となってきます。


情報をしっかり持って、連携をとりながら、どのような対処をすればいいのか、瞬時に変化していく環境への対応をしていかなければなりません。
 


「命を守る」ことにつながります。
 


また、いろんな状況の中で、命とともに、緊急の業務の対応もあります。



今日は16時から依頼された高校での会議がある予定でした。
勤務する学校でも会議があったのですが、高校での会議を優先して行かせてもらいました。
 


会議の場所に着くと、
「今日は中止になりました。」
でした。問い合わせをしない自分も悪いのですが、依頼された会議であり、中止の連絡がなかったので行きました。
 


ここも「組織力」だと思います。依頼した人には、きちんと伝えることも責任です。「担当が連絡していなく、すみません。」担当の問題・責任ではないと思います。
 


「危機管理体制」の中の「さしすせそ」。
〇さ=最悪の状況を考えて
〇し=慎重に
〇す=素早く
〇せ=誠意をもって
〇そ=組織的に

です。


さらに突っ込んだ「さしすせそ」は、
「さ」=最初の対応を慎重にかつ素早く的確に行う(初期対応の重要性)
「し」=指揮系統をはっきりさせる(リーダーを頂点とした組織対応)
「す」=推測で動かず、正確な情報を得て、経過を記録する(情報収集と伝達)
「せ」=戦略と戦術に長ける(首尾一貫した戦略と臨機応変の戦術)
「そ」=組織の役割を明確にする(一人一役、最後まで遂行)




自分自身も含めて、今日は、どれくらい「さしすせそ」ができたのでしょうか。




今晩未明からもまた、大雨が予想されています。 

今日の国道212号線沿いの写真を、自分の撮った写真と、ちょっといろんな方から借りました。