閉じ込めた胸の中のその思い
伝えてみたい ちょっぴり言葉で
今日は、3月26日です。
臨時休校の中で、初めて子どもたちがそろって登校してきます。
どの先生も、
「緊張するねえ。」
とか、
「子どもたちと接する50分をどのように使おうかなあ。」
など、いろいろと考え、今日の日を迎えました。

いろんな角度から、新型コロナウイルスに対する対応を考えて、登校をさせていきました。
玄関入る時から、入る時間、込み具合を玄関担当の先生方が、子どもたちに指示を送っています。
担任の先生は教室で子どもたちが入ってくるのを待ちます。

3階の教室から玄関のところの様子を見ていました。
子どもたちもいい笑顔で登校をしてきています。
教室に子どもたちが入ってきました。
じつに1か月ぶりの教室です。
ぐっとくるものがあります。

今日50分のめあて・・・春休みの生活・学習の仕方の説明・・・1年間の楽しかった思い出発表・・・通知表渡し・・・などで時間が過ぎていきました。
学校にもそして教室にも子どもたちの息吹と温もりが必要です。
サポートをしてくれていた先生たちがまたグッとくる言葉を出してきます。
我慢していたものが崩壊してふと流れてくるものがあります。
しかし、突然の休みの中で、子どもたちが事故や事件に巻き込まれることなく、そして、新型コロナウィルスに感染することなく生活をしていったことが嬉しく思います。

最後は、子どもたちに手紙を読んで終わりました。
「どんな言葉で 今あなたに伝えられるだろう
不器用な僕だけど
ちゃんとあなたに届くように・・・。」
の気持ちを持ちながら、限られた時間の50分が過ぎました。

教室が帰った教室は、また空虚なものとなりました。
まだまだ新型ウィルスの猛威は衰えていません。
不透明な流れですが、今は、一日も早い平穏な時の訪れを待ち望んでいます。