かったかくんのホームページ

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「さようならが言えないさようなら」

2020年03月27日 | 大分県
子どもらと出逢いは別れがつきものと
      分かっていても胸が苦しく


 

今日、帰るときに霧が川に山にかかっていました。
それは心も同じ?




昨日の午前中、子どもたちが久しぶりに学校にやってきました。
感極まるものがありました。
教室に子どもたちが入ってくるのを見て、胸が熱くなるのを感じました。




一方では、先日、異動の発表がありました。
今回は、3月がコロナウィルスの影響で子どもたちとの「結」の部分ができていません。


突然の休校で突然に子どもたちと活動できる機会を失いました。
いろんな今ある自分の立場から、異動しても仕方がないという気持ちでした。
ところが、3月にこんな形になってから、子どもたちと進級するために担任はできなくても、身近なところでもう少し、生活をしたいという思いに馳せました。




しかし、新しい学校での任務となりました。
新しい学校にも思い入れがとてもあります。
寂しさ、期待が入り混じりました。


今年に限ってはいろんな意味の中で、シンプルには感じることができません。
寂しさ、期待。




今年は、離任式が中止になっています。
そして、昨日の1年間の修了をしたことを告げる登校日。
異動がわかっていても、公開発表になっていないので、子どもたちに離任を告げることができません。



「さようならが言えないさようなら」を心の中で子どもたちに感謝もしながらの50分の時間を過ごしました。
もうこのクラスの学年の子どもたちと会うことができないであろう「つらさ」を体全体で感じました。
 



それは、個人的な思いで子どもたちは4月から新しい学年に進級していきます。
コロナウイルス感染は、今、まだ始まりなのか、ピークにあるのかわかりません。


状況は深刻です。


新学期の時期もこれからの流れで、どうなるのかも流動的で不透明です。
 

子どもたちには、新しい学年で、「目標」や「夢」を追いかけて欲しいと思います。
運動会などでまた成長した姿を見ることが、今の「夢」です。
 



子どもたちが与えてくれたエネルギーを再びの「樋田小学校」で自分なりに出していけたらと思います。
 


区切りをつけたかった離任式がないので、一言。
 


豊田小学校の子どもたち、そしてお家の方、関係の方々、楽しい一年をありがとうございました。
たまらなくかけがえのない1年でした。