桜咲き 希望に満ちた出発(たびだち)に
エールを送る 君の笑顔へ
コロナウィルスの影響はありますが、間もなく小学校では卒業式を迎えます。
次へのステップの節目のステージを踏みます。
子どもたちは、学校には来ていませんが、年度の終わりということを感じます。
職員室では、本当は、在校生がするのだろうけれど、今は、いろんな先生が細かい飾りなどを創っています。

卒業生にとっては、この小学校での卒業式は、一生に一度しかありません。
できる限りの中で、できる限りの取り組みをしようと頑張っています。
昨日は、6年生や式場となる体育館にワックスをかけました。
卒業式は、いろんな配慮をしながら、実施されます。
そして学び舎から巣立っていきます。
先日は、かつての生徒から葉書が届きました。
進路が決まったという手紙でした。

中学生にとっては、ほとんどの生徒が「受験」という試練の中で生活をしてきました。
いろんなストレスもあったことでしょう。
合格する人もいれば、そうでない人もいます。
悲喜こもごもですが、あとで考えれば、それは、意味のあったことで、自分が進んだ道でいろんな人との出会いもあり、自分が進んだ道でその先も開けていきます。

試練だけれども、必要な出来事であると思います。
決まった道の中でせいいっぱい歩いていって欲しいと思います。
葉書には、
「これから夢が叶うように頑張ります」
と書いていますが、「夢」を少しずつ近づけて、引き寄せていって欲しいと思います。

子どもの新生活のために、家電などを用意しているところにいあわせました。
いい笑顔が店内にありました。
欲しくて欲しくてたまらなかったステレオを買ってもらった自分のこと、新生活一人暮らしで一緒に生活用品を買いに行った時のわが子のことなどを思い出しました。
春の準備です。

世の中は、コロナウィルス感染症で動きが滞っていますが、新しい道が待っている人たちの生活は、春爛漫となっている時もあります。
みんなが世の中が、穏やかな春を迎えることができる日を願っています。