かったかくんのホームページ

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「心の花も咲かせたいものです」

2020年05月26日 | 大分県
紫陽花に雨が優しく降り注ぐ
   結んだつぼみ溶けて花咲く


 


だんだんと紫陽花の花がきれいに咲いてきています。
今日も朝からしとしとと雨が降り続いていました。
この雨で、植物たちは勢いづいています。



紫陽花だけでなく、サルビアの花、マリーゴールドなどが大地を彩っています。
 


そんな季節の中でのむかし話です。
 


幼いころ、まだ生活が自動化されていない時は、人と人とのコミュニケーションの中で、物事は動いていました。


例えば、電話一つにとってもそうです。
 



今は、携帯電話で押し間違わなければ、確実に相手につながります。
いつごろまででしょうか。


電話機の横にあるくるくる回すものを回すと、電話交換手につながります。
同じ地域だったら、かけたい相手の番号を交換手に伝えればつなげてくれます。


地域外になると、交換手に
「そくじをお願いします。」(そくじってなんだろう?)
と言えば、また違うところにつないでくれます。



そこで、自分の番号と相手の地域と番号を言えば、つないでくれます。

手間もかかりました。


時折、交換手が間違えれば、違った人の電話につながることがありました。


たまに、電話が混線していて、違う人同士が話している話を聞けることもありました。
アナログ時代です。
 



バスも同じです。
ガイドさんが乗っていて、ガイドさんから切符を買っていました。


今のように降りる時にお金を払ったり、降りる時にボタンを押すということはありませんでした。


自動販売機なども含めて、コミュニケーションレスの買い物システムが出来上がりました。
不便が便利、便利が不便な時代です。



進化して、最近では、ユニクロなどに行くと、かごを置いただけで、すべての値段がわかるという時代です。
すごい。
それにカード決済、スマホ決済などにすれば、人はいりません。
びっくりです。
 



今、いろんなことが便利になる一方で、今話題になっているインターネットによる誹謗中傷があります。
22歳という若さで、女子プロレスの選手が自ら命を絶ちました。
毎日100件近くの中傷があったと報道されています。


会ったことがない相手から、インターネット上の言葉によって、精神的に追い詰められていきます。
人を殺すのにも人はいらない、
今回の事件です。
 


直接的なコミュニケーションレスの時代、さらに閉塞感が漂っている今の時代、道徳的な意識の向上はもちろんですが、対策が必要となる世の中になっているのだと思います。



法整備となると、権力者などに都合の悪い発信には、処罰にもつながりかねないなど、課題もはらんでいます。
しかし、人の命を脅かすものの制止はしていきたいものです。
「指殺人」
指一本でいとも簡単に人を殺すこともできる時代となっています。



時代を生きていくのも、便利な時代としての難しさがあります。
これからどの学校も授業内容の遅れを取り戻していくことに力が入っていくと思いますが、今だから「心の教育」の部分も大切にしなければならないと思います。




コロナウィルス禍に伴う二次的な住みにくい世の中にならないように教育も展開したいものです。