先日、友だちの奥さまが急逝されました。
亡くなったという訃報を聞いて驚き、ショックを感じました。
一昨年の冬に、友だち夫妻がトラックでやってきました。
屋根の破風が腐食しないように、塗料を塗ってくれました。
屋根の一番高いところに登るのは、奥さまで、見上げるのは友だちでした。
作業が終わり、お茶を飲みながら、
「あんな高いところまですごいですね。怖くはないですか。」
と言うと、
「慣れていますからね。」
という返事。
度胸が座っています。
こちらは、恐怖過ぎて、絶対に登ることができません。
10年前にすべてのかわらをふき替える時も、友だち夫婦がしてくれました。
そんな奥さまが突然、他界されました。
遺影を見ると、あの屋根の上とは、また違うおしゃれな姿でした。
「今は、どうしていいのかわからないです。」
という言葉の友だちですが、奥さまとのかけがえのない思い出を大切にして欲しいです。
こちらも、かわら、破風の色の友だち夫婦二人の作品を大切に守っていきたいです。