かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

満喫☆美術の陶芸教室

2012年12月08日 | Weblog
緊張の指先濡らして滑らかに
           ろくろを回し思い出練って




昨日、3年生の美術の時間に陶芸教室を開催しました。三光中学校の校区の中に、陶芸をしている方々がいます。かつて、先生をしていた方です。学校便りを配布していると、仲間の人たちが集まって、作品を作っている時間に出くわします。



それぞれの方の作品はプロの腕前です。


ときどき、作品展を行っています。先日も教育会館で開催されていました。鑑賞させてもらいました。様々な作品が会場に置かれ、しっとりとした雰囲気となっていました。


会場に来た人には、先生方の作品をプレゼントしてくれていました。いただいたコーヒーカップは、学校で重宝させてもらっています。こうして、学校を辞められても、自分の時間を充実させている姿を見ると、羨ましく思います。


先生たちの姿を見てきた中で、生徒たちに陶芸のすばらしさを体験させたいと思っていましたし、そのようなお願いを伝えていました。




先生のご都合や学校行事の関係などの日程を調整した結果、2クラスあるうちの1クラスが昨日、もうひとつが来週ということになりました。




昨日は、7名の先生方が来て下さいました。早めに来てくれて、生徒たちが作業しやすいように準備をしてくれていました。手動のろくろなども生徒分、持ってきて下さいました。至れりつくせりの陶芸の授業です。



午後からの授業です。さすが、かつて先生をしていただけあります。3年生たちを授業に惹きこんでいきます。7人の先生方が、それぞれのグループに分かれ、一人ひとりにていねいに関わってくれます。



最初は戸惑っていた生徒たちも、陶芸家のように、手を汚しながらも、作品と向かい合っていました。2つの作品を作ります。一つは、カップ。一つは自由作品です。



時間が経つうちにろくろの扱いもだんだんとうまくなりました。ろくろを回しながら、ひもでさーっと、飲み口を切っていく生徒もいました。意欲を生徒たちに持たせながら、うまくリードしてくれていました。3年生は受験の前の緊張のある時期ですが、ちょっと心を潤う時間を持つことができました。



粘土という自然の素材を使うこと、失敗してもやり直しながら、自分の発想で作品を作り上げること・・・陶芸の魅力なのでしょう。


生徒が夢中になって作品を作り上げている姿を見ながら、陶芸は幼児が粘土遊びに夢中になるように、不思議な惹きつけるものがあると感じました。
来週も来ていただけます。楽しみにしています。

パネルディスカッション記事に

2012年12月07日 | Weblog
飾らずに思いを伝えるその力
             きっと君らの未来に生きる





先日行われた「講演会」「パネルディスカッション」の記事が昨日、新聞に掲載されていました。



勤務する学校では今までは、「講演会」などは数多くこなしてきました。今回は、「マナーアップ」のために、「ツーロックの徹底」の取り組みを大型スーパーで行ってきました。


講演では、そのことをふまえて、松田先生が話をして下さいました。


さらに少し、レベルアップと言うことで、講演を聴くだけでなく、体験に基づいて、生徒たちの思いを発信していくということに、チャレンジしました。多くの人たちの前で、自分の意見を整理して言うことは、とても難しいことですが、これからの時代、行動力、活動力とともに、周りの状況も考えながら、自身の考えを持ち、思いを伝える表現力はとてもたいせつな力であると思います。



ともすると、周りに流されてしまったりする傾向があります。昨日の会議の中でも出たのですが、ある学校では、3年生が、「高校への体験入学を仲がいい人と話し合って決める生徒が多い。自分だけで決めることができない傾向の生徒が多くなっている。」という話を聞きました。



進学は、人に左右されるのではなく自分の生き方を貫くための通過するところであると思います。



人と人とのコミュニケーション能力が今、求められる中、全教科に今年度より、言語活動が取り入れられています。

たいせつなものを

2012年12月06日 | Weblog
思い出の一ページをめくるとき
               脳裏をよぎる楽しさつらさ




12月になりました。早くも2012年が終わろうとしています。至る所でクリスマスのイルミネーションがきれいに光っています。クリスマスの雰囲気も出てきています。



今まで、学級通信や学年通信を通して、日々の生徒たちや自分の実践の歴史などを残してきました。何かに記しておくと、いろんな大切な思い出も消えてしまわないように思えるのです。



今は、可能な限り、「たいせつなもの」を感じることを意識しながら、A4 1枚の紙に一日の中でのできごと、思いなどを綴っています。それをブログに転載することもありますし、ただ残すだけのものもあります。



それでも続けていると、ものを見ることが、「ポジティブ的」に見ることができるような、そんな気がします。



今年から、始めたのですが、日々の「フォトダイアリー」も創っています。これは、毎日というわけにはいきませんが、何かあったとき、写真に収めています。今まで撮ってきた写真は、パソコンのフォルダーにまとめていますが、パソコンの中に入ったままで、何かの機会がないと、なかなか振り返ることはありません。


写真を編集して、プリントアウトし、ラミネータに入れて、バインダーに閉じています。時折、見ると、これも日々の足跡を振りかえることができます。今年一年、学校でいろんな思い出の行事がありました。



また私的には、母との最後の思い出の「神楽」鑑賞、母との別れ、懐かしいおじ、おばとの再会めくっていくとき、パソコン上とは違うアナログの世界の良さを見つめることができます。



できる限り、たどった足跡をなんらかの形で残しつつ、また新しい歴史に出会っていきたいです。

同級会のお誘い

2012年12月05日 | Weblog
忘れないここが原点懐かしの
           子どもたちからの笑顔に支えられ


「先生、なんしよるんよ。」
たしかに・・・。かんくんのクレイムの声。



初めて小学校の先生になった年の同級会をするようになっていました。4年生を担任していました。名簿を頼まれていたのですが、今日が明日に、明日が、明後日に・・・なって今まで来てしまいました。



かんくんを通じて、今日は、メールで、としたかくんから連絡。としたかくんとは、今でも時折、野球の試合で会うことがあります。こちらもげんきいっぱいです。
「お疲れ様です。クラス会の件で、名簿をいのくちが頼んでいるみたいですが、どうなったのでしょうか。」
こちらは、優しい。しっかりかんくんから尻に敷かれている。



初めてのクラス。とてもとてもにぎやかな、元気いっぱいのクラスでした。こちらが体調が悪いと、子どもたちの方から圧倒されてしまいます。体調万全に日々臨みました?!休み時間も昼休みも、一緒に勉強や遊びにみんながまとまってがんばって楽しみました。今でもみんなが仲がいいのがうれしいです。



バスに乗って、よく家まで遊びに来てくれていました。バス停で降りて、家に来ていたのに、いない。探していると、押し入れに入っていたなど、今でも懐かしく思い出されます。遊びに来るので、父や母たちもクラスの子どもたちの名前をかなり覚えていました。かんくんたちが遊びに来るのを楽しみにしていました。



「正月に同級会をしようと思っていたのに。」
「まったく・・・。」
 おおざっぱなんだから・・・いいかげん・・・など電話口からクレイムの嵐。かんくんが小学生のころと立場が逆転しています。



「今度帰ったときに取りに行くよ。」
と最後はこの結論となりました。



「文句が多いね。」と言うと、
「でも、今でも覚えているのが、授業がわかりやすかった。」
最後は、クレイムのかんくんから、ほめ言葉。かんくんが先生、こちらが小学生といった感じです。だから、かんくん先生にほめられると、嬉しく感じます。




頑張る子どもたちが多かったです。小学校4年生でしたが、家でしてきた自主学習のノートの内容を見ると、ほとんどの子どもたちが1時間は、ゆうにしていました。



楽しくお楽しみ会などをしている写真がアルバムにいっぱい貼られています。かんくんやみんながクラスを盛り上げていきました。
あの頃のそれぞれの生徒たちが、社会の一線で活躍しているいろんな話を聴いています。



同級会で会えることを楽しみにしています。かんくん、ごめんね。

応援しています

2012年12月04日 | Weblog
寂しくも体の衰えいつか来る
             治療で芽生える希望と勇気




先日の日曜日、新聞を見ていると、子どもが新聞の写真に出ていました。なかなかその姿を見ることはないのですが、自分の目的をもって頑張っている姿を見ると、素直に嬉しく思いました。



地域の住民のために、一生懸命に研修に行ったり、活動したりする姿に「人」として応援をしています。


母親や祖父の姿を見ながら、リハビリの世界に入りました。病気をなんとか克服しよう、社会復帰をめざしたいと思う人たちに心を込めて接することを願います。


父は、最後は寝たきりで、みんなで風呂へおんぶしたりしながら、連れて行っていました。おんぶしながら、体から筋肉が少なくなっていく父の衰えを寂しくもつらくも感じました。また母も認知症になってから、ベッドで過ごすことが多くなりました。介護という現実を目の当たりにしました。


「リハビリ」という視点からこれからも、多くの人たちに優しく接してもらいたいです。元気と勇気を与えながら、住民の人たちを病気への予防に、病気からの克服に立ち向かわせて欲しいです。

感動的な合唱祭2

2012年12月03日 | Weblog
詰めかけた多くの人への感謝の気持ち
                心を込めてメロディ贈る


 3年生課題曲 「名付けられた葉」
  1組自由曲 「桜散る頃~僕たちのLAST SONG」
  2組自由曲 「きらめく瞬間」
 2年生課題曲 「心の瞳」
  1組自由曲 「旅立ちの時」
  2組自由曲 「この地球のどこかで」
 1年生課題曲 「With You Smile」
  1組自由曲 「翼を広げて」
  2組自由曲 「Song is my soul」
  全校合唱  「時の旅人」
という曲目で、学級合唱・学年合唱・全校合唱と展開しました。



取り組みをはじめて1カ月。短期間に生徒たちは頑張ってきました。仕上がりもピッチが上がっていきました。取り組みをする中で、修学旅行、生徒総会などがあり、限られた時間でしたが、「合唱」という貴重な体験を積みました。



学校では授業時間確保ということで、そんなに多くの時間を合唱に費やすことができません。放課後練習もしながら、クラスのリーダーを中心に練習をしてきました。



練習を重ねるごとに、声も大きく出るようになりました。ハーモニーがきれいになりました。上達していくことを生徒の中で実感できていったと思います。実感の中で、また意欲も高まってきます。昼休みに音楽の先生のところに教えてもらったりとハードルを少しずつ上げていくこともできました。



最優秀賞、優秀賞、各賞がありました。しかし、賞を狙うことと同時に、「合唱祭」でなければ得ることのできない音楽の楽しさ、仲間と歌う楽しさ、仲間を感じる楽しさを体感しました。満足感に溢れた「合唱祭の取り組み」「合唱祭」でした。またこのことがこれから先の生活の中で、きっと生かされることでしょう。



最後に、PTA役員さんの指揮、吹奏楽部の演奏で、生徒、会場の人たちと一緒になって「ふるさと」を歌いました。



外は、冷たい雨が降っていましたが、会場は、緊張がピーン張りつめた時間、心が弾んだ時間・・・と温もりがありました。会場に来て下さった方々に、心からお礼を申し上げます。

感動的な合唱祭

2012年12月02日 | Weblog
会場を包むメロディ柔らかく
             冷たい雨も感動のシャワー 
     



晩秋の冷たい雨が降る中、「第6回合唱祭」が行われました。「合唱祭」の中に、「音楽に関するイベント」「合唱コンクール」「会場のみなさんと合唱」などいろんな企画がなされています。



今日は、足元が悪い中でしたが、地域の方、保護者の方、卒業生などたくさんの人たちが詰めかけてくれていました。生徒たちにとって、励みになる会場となりました。生徒たちは、地域から見守られている幸せな環境にいると思います。



審査員として、K先生、I元PTA会長さん、Oさんが来校してくれました。



今回、生徒たちが目標を持って、クラスや学年で取り組みを見せたことがとても嬉しく思いました。練習をする毎に成長している姿を感じる事ができました。生徒たちの頼もしさに感動しました。当日よりも経過が大切であるとつくづく思います。まとまりとか友情を感じるのは、練習の過程で多く築かれるのではないでしょうか。



一生懸命に生徒たちが歌っている姿に胸が熱くなるものがありました。


オープニングには、「ZENKAI太鼓 和」のメンバーが昨年に続いての演奏。太鼓の体験から始まり、3曲の素晴らしい演奏を聴かせてくれました。生徒たちにとっても、同じ世代の人たちが、「太鼓」を通して、目標をもって頑張っている姿とレベルの高い感動の演奏を聴いて、心が揺さぶられたものがあったことでしょう。生徒たちへのわかりやすい説明といろんなご配慮していただいた「ZENKAI太鼓 和」のリーダーにも心から感謝しています。



そして、合唱コンクールに入りました。


練習に入った時は、なんとなく声も出なく、目標がなかなか持てないいらだちを生徒たちは、感じていたことだと思います。話し合ったり、先生たちの関わり、他の学級や学年からの刺激などで日ごとに練習の充実度も変わってきました。歌に芯が入って来ました。生徒たちもそれは、実感できていたことではないでしょうか。(続く)

新たな装い

2012年12月01日 | Weblog
年月の重みに耐えかね歪みでる
              朽ちてく部屋の新たな装い
        

冬の訪れをしっかりと感じることができるようになっています。このところ、家の畳の上を歩くと、ふわふわとなるところがありました。腐ってきているのかとちょっと心配になり、昨年、家のリフォームをお願いした井堀さんに見てもらいました。



畳の下が、合板になっているので、年数が経って、老朽化したことが原因でした。急ぐことはなかったのですが、今なら時間があると言うので、改造をしていただきました。忙しい井堀さんなので、できるときに、してもらっておかなければなりません。



自分自身、仕事があるので、作業をずっと見ているわけではありません。帰ってきて、どのくらい進んでいるのか見るのが楽しみでした。ていねいに作り上げていってくれていました。まずは、畳をとります。そして、その下の合板をはぎます。


床下は、結構高さがありました。通路の関係で杉のフロアーにしてしまいました。板を張って、塗装をして、一気に模様替えの空間となりました。壁も塗り替えました。



もう少しで完成ですが、もちろんふわふわということはなくなりました。きっと作業には、ほこりなどがすごかっただろうと思うのですが、大工さん、左官さんなどがいつもきれいに掃除をしてくれていました。夜にしか家に戻ってこれないし、休みの日も結構出ることが多いので、助かりました。感謝しています。



この部屋は、まだ自分が幼い頃、父と母が階段を移動させて作った部屋です。両親がこの部屋で写った写真も多いです。電気ごたつやカラオケ機器も置いて、父や母が過ごした思い出の部屋です。父や母にとっての孫たちもこの部屋で一緒に遊んでくれたりしていました。



変わっていく様子を見ると、ちょっと感慨深いものがあります。しかし、装いも新たに、また次の歴史を創っていきます。



先日も書いたように、水害で家を修理していった近所の方々と比べると、大変さは比較になりませんが、結構、家が広いので、維持するのも一苦労です。しかし、なんとか、引き継いでいけたらと思います。