かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

「週末の休みはキャッチボールで」

2018年03月16日 | 大分県
今日の朝、県外受験をした生徒が
「合格しました。」
と学校にやってきました。
うれしい報告でした。

これで、卒業生全員の進路が決定しました。

担任の先生に、
「自分一人が合格発表がまだだったので、うまくいかなかったら、どうしようと不安でした。」
と言っていました。

気持ちは十分理解できます。

でも頑張った分だけの成果がきっちり出ました。高校でもまた夢を叶えるための3年間を送ってほしいと願っています。
 


いい笑顔でした。
「帰省する時には、また学校にも立ち寄って下さいね。」
と伝えました。
 

3月もどんどんと進んでいっています。
今日から日曜日までは、心のキャッチボールそして、本当の野球の試合です。
 

今日、明日と退職する方の送別会があります。
先日も書いたのですが、同じ時代に頑張った方が退職されていくことが寂しく感じられます。

昨日も遊びに来てくれた方が3月いっぱいで31年で務められた仕事をやめるという報告がありました。
またそれも何とも言えないものがあります。
 


今日の会は、こちらも主催者なので、ちょっとだけ、会のための準備を昨日からしました。
 


別れがあるから出会いがある・・・終わりがあるから始まることがある・・・
それも人の道の常なのでしょうか。
何事もバランスよく流れます。

しっかりと去られていく方と心のキャッチボールをしていきたいと思います。
 


そして、日曜日は、中津市予選の野球の大会があります。
気力がもつか。

寒さの考慮もあって、練習は、1時からだったので、今回、日曜日にいろんな行事があって、今年になってから1度も練習に参加できていません。


「かったか、おまえは、練習も来んきのう。なんしよんのんか。試合は、ちゃんとおくれんごと来んと、知らんきのう。」


某○野さんからドスのきいた声で電話がかかってきました。
この声で行かないわけにはいきません。

でも今まで取れていたボールが取れなくて、走っているつもりでも距離は出ていなくて、腕はふってもボールにスピードは出ない、そんな年になっています。
 

行ってからしっかりキャッチボールをして・・・試合に・・・いやいやベンチを温めたいと思います。 
月曜日は、心と野球のキャッチボールをしすぎて、無事にけがなく、ダウンしなければいいなあと思いながら、週末に突入します。

「災害復興嬉しい光景」

2018年03月15日 | 大分県
今日の朝、新聞を見て飛び込んできたニュースは、来年度の県立の入試のことです。普通科の推薦枠が10%から20%以内になったということです。
専門学科は15%から20%以内へ。

つまり、普通科では、推薦で内定そして、合格する生徒が本年度の2倍になるということです。

 
例えば、中津市内の200人の定員のところでは、今までは、推薦内定者が20人以内だったのですが、40人以内となります。規定で、福岡県からの隣接地域合格者が12.3名ですから、200人の定員のうち、推薦内定者が40人以内、福岡県隣接地域の合格者が13人・・・

引き算していくと、一次入試は、147名の枠の中で勝負を挑む可能性が出てきます。
今度の受験生は、県立入試対応を考えていかなければなりません。
 

2010年度から始まる大学入試共通テストへの対応、部活を含めての学校の教育活動での活躍、地域への貢献などが評価されていきます。
 

今日の朝は、入試の変化だけでなく、風景の変化もありました。

それは、7月の九州北部豪雨の復興の姿が見えました。

あいさつ運動に立つところの近くの沈み橋の流木などが片付けられていました。

沈み橋に流木がひっかかったままにされていました。見るたびに災害のことが思い出されて、早く撤去がしてもらえたらと思っていましたが、工事関係者の方々が、朝早くから作業を進めていました。


これから沈み橋の架け替え工事が始まりますが、まずは、流木がなくなりました。
 

思い出せば、この1年。

あの災害の時は、帰宅困難者が出たり、通学路をPTAの方々やボランティアの方と整備もしました。

また流された自転車の整備を全校生徒で行いました。




なんと言っても、しばらくは臨時でマイクロバス通学となったところもあります。


いろんな思い出を残しながら、あっという間に過ぎていく1年ですが、災害というドラマがありました。


その中でも地域やお家の方々の力を借りながら、子どもたちの命が守られたことに何よりの感謝です。



「大きな流木がなくなるだけでも、風景がきれいに感じますね。」
と職員の方と話をしました。
あとは、橋の工事になります。

ふるさとの美しさがまた一つ戻ってきました。

「校庭の梅の花」

2018年03月14日 | 大分県
校庭の今日の花を写真で見ながら、よかったら、つれづれなるブログを読んで下さいね。

今日は、ホワイトデーです。ホワイトは純白のシンボルだから、「ホワイト」デーとしたそうです。キャンディ、マシュマロ、チョコレート・・・ショッピングセンターの売り場は、いっぱいです。

でも有名な物は、売り切れています。


今日、来客があって、お客さんが、
「連れ合いが、フィナンシェがいいって言うんで、いろいろ探して回ったあげくになかったんで、どうしようかな。」
と話していました。

初めて聞くお菓子の言葉ですが、ホワイトデーもいろんなバージョンがあるのですね。
 


ホワイトデーは、何倍返しかというような内容のことを今日のテレビの朝の放送で流れていましたが、なんやかんやで、今日は、世の多くの人が商戦の渦に中に巻き込まれています。
 

3月も中盤になっていました。校庭などの梅の花もきれいに咲きほころんでいます。青空が広がっていたので、梅の花にシャッターを向けました。


青空のブルーと梅の花のホワイト・ピンクのコントラストがとてもきれいでした。
 

職員の方もおられて、
「ミニのすいせんの花もきれいですよ。」
と連れて行ってくれました。

また、
「今年の桜は少し早く咲くのですかね。」
と桜のつぼみを見ながら、話を弾ませていました。


確かにつぼみもほのかにピンクがかっています。
 

校庭も春が来たよとばかり、春の花が咲いています。
 


今日は、スクールカウンセラーのお別れ会でした。生徒たちが主体的になって、先生のために会を進行していきました。

これから、まだまだいろんなお別れ会、小学校卒業式、修了式、離任式など年度末の行事がびっちりあります。


春の花の匂いと共にしっかり味わいたいと思います。

「スポーツの春がやってくる」

2018年03月13日 | 大分県
つい最近まで寒い毎日でしたが、あっという間に春がやってきました。あったかい。
着こんでいた服もだんだんと薄くなっていきます。
 
今日の午後は、市の中体連の話し合いがありました。
「中体連」とは、「中学校体育連盟」の略です。市総体、県総体などを企画しています。


部活動の野球の指導で頑張っていた頃が懐かしく感じられます。


午後から、本年度の活動の総括と来年度の計画案を話し合っていきました。
来年度のことについては、4月に入ってすぐに総会があるので、そこで、正式に計画、取り組みが決定されます。


今日は、各学校から、学校長、中体連担当などが集まりました。
 


部活動の在り方も「働き改革」のもとで、これから全国的に大きく変化をしていきます。


かつてはイケイケどんどんのような感じで部活動が行われていましたが、教員・生徒の負担軽減をするというねらいで、「短時間で質の高い練習」が求められていきます。
 


国体、オリンピック、各種大会では勝利が求められていきます。選手技能のレベルアップをいろんなところで、求められることがあります。一方では、「教員・生徒の負担軽減」と何となく相反するねじれが出てきます。



部活動指導教員制度の導入やスポーツクラブなどとの連携などと言いますが、完全に整備されるのは、まだまだ先のことだと思います。

ガイドライン骨子には、
「平日の練習は2時間、土日は、3時間程度とする。週2日以上休養日をとる。」
 

かつての朝から晩までの練習などといった部活動の姿は自然と消えていきます。
 

ガイドラインには、「短時間で効果が得られる」という言葉があります。ある意味、成果・結果も求められるような表記もあります。

部活動では専門の先生がやるとは限りません。

部活動指導教員がどの程度現場に入るのか、希望すれば、すべてのチームに指導教員が配置されるのか(無理かな。)合同チームが増える中、週末の合同練習時間をどのように確保するのか、今は、部活に入る生徒とクラブチームに所属する生徒がいますが、部活チームとスポーツクラブチームとの連携をどのようにしていくのかなどいろんな課題がたくさんあります。
 


今までの考え方とは違って、いろんな発想を大切にしながら、生徒たちの健全な心身の発達をめざしながら、充実した部活動になることを願っています。
これから速度を上げながら活動の変化が現れてきますが、今日は、とにかく、来年度の計画などの案が練られました。
 

勤務校では、今週末に野球の大会、ソフトテニスの大会などがあり、「球春」「部活春」がやってきました。
応援も忙しくなりそうです。

「PTA臨時総会開催」

2018年03月12日 | 大分県
今日の朝、あいさつ運動に立っていました。空を見ると、一筋の飛行機雲が流れています。
とてもきれいです。

「飛行機雲は、冷たく湿った上空を飛ぶ飛行機が排出する水蒸気が冷えて氷の雲粒になったり、飛行機が高速で飛ぶ時に空気が急に膨張して冷えたり、翼の端などで空気の渦ができることにより現れます。」

なるほど。とにかく、上空は冷えているんですね。飛行機雲が消えたかと思うと、また違う飛行機が雲を作っていました。
青空がキャンバスになっていました。
 
 

そんな朝でしたが、今日は、午後から学年末PTAが行われました。授業参観と臨時PTA総会、学年懇談が開催されました。
 
臨時PTA総会では役員の改選となりました。
学年役員などそれ以外の役員の改選です。
 

PTA三役さんの多くも変わりました。三役さんにおいて、いろいろな場面で頼りにさせてもらっていました。また三役会などでは、学校のこと、生徒たちのこと、PTA活動のことなど前向きに話し合ったり、活動のリードをしてもらいました。
 
特に本年度、九州北部豪雨が発生しました。学校周辺も被害がありました。

 
安全な通学のために、話し合いをもったり、作業のリードをしてもらいました。
 
それ以外でも見えないところでのたくさんの心配りもいただきました。
感謝することだらけです。前向きに楽しく会議がされることが多くありました。

退任されていくことが寂しく感じます。
 

そして、新しい三役さんたちの承認がされました。
また来年度も新しい風の中で、1年間、充実した活動を展開してもらいたいという期待をたくさんの会員の方には感じたと思います。
よろしくお願いします☆

「春・・・ゴルゴ松本さんの命の講演会」

2018年03月11日 | 大分県
今日、家の近くや学校の周りを歩くと春を感じる草花などがたくさん咲いていました。また最近の春の陽気で一気に菜の花が咲いたような気がします。
今日の春の花やゴルゴ松本さんの写真などを織り交ぜながらブログを綴ります。

講演会以外の松本さんの写真はアップしてもいいということなので、パフォーマンスの命を見て下さいね。
 

昼前に学校に行きました。学校では、中学校の大分県選抜チームが練習をしていました。レベルの高い練習に勤務校の生徒たちが混じって、練習をさせてもらっています。
生徒たちには貴重な時間です。

今月の終わりには、選抜の選ばれた勤務校の生徒も交えて九州大会に出場をしていきます。しっかりと挑んでいって欲しいと思います。
 


それから生徒会役員と一緒に、中津青年会議所主催の「みんなで受けよう!出張!ゴルゴ塾」に参加をしました。ゴルゴ松本さんの話の内容は、「命の授業~心を変える言葉とは~」でした。たくさんの思いを伝えてくれました。


「夢や目標をしっかり抱きながら、全力で物事に挑んで欲しい。」
ということを軸に、
人への愛・感謝・関わりの大切さなどを、言葉を使いながら話を展開していきました。

話の柔軟なスピード、説得力はプロフェッショナルでした。笑いも交えながら、あっという間に2時間近くの講演会が過ぎていきました。
 

私たちの命は、50代さかのぼれば、1000兆人の命がリレーされながら、繋がってきているかけがえのない命です。

その命をよりよい「気」つまり「元気」で「勇気」をもってたくさんの出逢いの中で、糸つまり「縁」をもちながら、人と「結」ばれながら「逃げず」にじっくり「眺めて」(思いをもって)、「挑んで」欲しいとも話をしました。
 

「悔いのない人生を送ろう」・・・思いを全力でやり遂げる習慣を身につけて下さい。
「全力でやること」は、身につけようという意思がなければ、このことは体得できません。

上杉鷹山の「為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」
どんなことでも強い意志を持ってやれば必ず成就する

ということのやる気の大切さを説きながら、講演会が終わりました。
 

中津青年会議所によって招待された中津市内の中学生などの若い人たちが、少しでも学んだことを胸に抱いて、生き抜いていって欲しいと思いました。
 

中津青年会議所の皆様方、ありがとうございました。

「中津市協育フォーラム~乾いた心を潤す言葉~」

2018年03月10日 | 大分県
中学校から高校などへ進学していく生徒にとっては、あとわずか。
これから県立高校の入試も二次へと移り変わります。思いを強くそして、あきらめない心で、次のステップに挑んで欲しいと思います。

今は、通過点。


順路が希望通りでなくても、夢のゴールに向かって、進んでいって欲しいと思います。


 
トンネルを抜けると、桜が舞う季節です。この風景をみんなで楽しみながら、見ることができる日を待っています。
がんばれ!受験生。あとわずかです。
 


春の青空が広がる一日でした。スタッドレスタイヤを外しました。もういらないでしょう。たぶん。車も冬装備から春モードになりました。
今年の冬は寒かった。スタッドレスタイヤには、かなりお世話になりました。

なんとなく足元が軽くなり、車を走らせて、「中津市協育フォーラム」に参加させてもらいました。


3部構成で開催されました。
〇教育委員会教育長表彰 

〇ほめあうまち なかつ推進事業報告 
〇菊池省三先生の講演会 

です。
 


教育長表彰では、生徒たちの活動、一般の方の子どもたちに関わる功績などを対象としています。

一般で、勤務先のお家の方2人が表彰されました。

市内児童の交通事故現場に遭遇し、救急車を手配したり、救急車が来るまで、応急処置を行いました。

その現場に居合わせたのですが、着ている服を血で汚しながら、懸命に手当てをしていました。

運よく軽いけがで済んだことが何よりでした。

2人は、たまたま、医療関係従事者でした。迅速で正確な対応に感動をしました。
このことが表彰につながりました。
 


菊池省三先生は、「豊かなコミュニケーションがあふれる学校、家庭、地域づくり」という演題での講演でした。

「ほめあうまち なかつ(HOME―MACHI)」を推進する中津の教育スーパーバイザーになっている菊池省三先生です。
 

菊池先生は、心が乾きがちになっている現代の子どもたちに潤いを言葉で感じさせていこうという運動を展開していっています。
 


これからの時代は、「ティーチングからコーチング」的な教育にシフトします。つまりコミュニケーションの中から子どもたちの良さを引き出していきます。生涯にわたって能動的に学び続ける人を育てます。


そのために、授業は、「主体的・対話的で深い学びの実現」(アクティブラーニング)をめざします。相手(に)話すのではなく、相手(と)話しながら、つまり双方向の中で、意思決定をしていきます。


相手の良さを認めながら、ほめながら、心の潤いを感じながら、学校・家庭・地域と連携しながらコミュニケーション力を図っていきます。



菊池先生は、「本気でやる子を育てる」ために必要なポイントは、五者であれと言います。


五者とは、「学者」「役者」「易者」「芸者」「医者」です。

その域までは達しませんが、子どもたちとしっかり関わりを持ちながら、教育現場での学校づくりが展開できたらと思います。

学びの土曜日の昼下がりでした。

「花が咲く 鳥が鳴く」

2018年03月09日 | 大分県
春の雨が降りますが、また今日以降は、天気が続きそうです。

昨日、S郎くんから手紙が来ていました。Sくんが小学校2年生の時に担任をしました。手紙は披露宴の案内でした。
 

いろいろ壁を乗り越えながら、今のSくんの仕事についています。幸せになっていくことがうれしく思います。

野いちごをとりにいったり、畑を掘り起こして粘土をとって、焼き物をしたり、いろんな思い出が残っています。
お菓子などを作ったりすることが好きな環境に育っていたので、今では調理の資格を取得して、社会の一線で活躍をしています。


それまでには、いろんな挫折などもありましたが、たくましく道を歩いています。
 


そして今日は、県立高校一次入試の合格発表の日でした。
これまで生徒たちが努力してきた姿を見てきていました。


朝のあいさつ運動が終わってから、教室に行っても、まだ学校の始業前ですが、みんなで学習をしていました。
学年としても苦しい時期がありましたが、クラスで考え、クラスで雰囲気を創りあげました。


そして、受験生みんなが県立高校一次入試の合格証書を受け取ることができました。

先生と抱き合って喜んでいる姿がこれまでの生徒たちにとっては、過酷な状況を乗り越えてのうれしさであると思いました。



「寒さがあるから暖かさを感じることができるもの」
です。
みんなの心を動かすことで、みんなの心に「暖かさ」が生まれてきます。
 


今日は、「合格者登校」でした。県立高校一次入試を受験した3年生の一人ひとりに合格証書を手渡すことができました。
こちらもうれしく感じました。
保護者の方も参加をしました。


春を迎えた生徒たちはいっぱいの笑顔の花を開かせていました。
春満開となっています。

「別れ際の余韻」

2018年03月08日 | 大分県
今日もある職員の方のお別れについて話をしていましたが、今は、別れの季節となっています。
ある本の中に「余韻を残す」というCSコンサルタント(顧客満足度のアップを図るためのコンサルティングをする職)三枝理枝子さんのエッセイが雑誌に載っていました。
 

「3月は別れ、出会いの季節です。見送られる機会が多くなります。

そんなとき、これまで快く思っていた相手の見送りが素っ気なく、寂しい思いをしたことはありませんか。
 
逆に見えなくなるまで丁重に見送って下さり、心があたたかくなった経験もあるでしょう。

 
いかに、別れ際に心を残せるか、「余韻」の残し方について、茶人でもあった井伊直弼の言葉に「独座観念」というものがあります。

 

『茶事が終わり、主・客人共に名残を惜しむ別れのあいさつを済ませたら、主人は、客人の姿が見えなくなるまで静かに見送りたい。

戸を閉めて片付けを急ぐことなく、心静かに茶席に戻り、残り湯でお茶を一服点て、客人に思いを馳せることがその人の心である。』

 

今までご一緒だった方に思いを馳せることで、今まで見えていなかったものが見えたり、もっとこうできたのではないかと振り返ることで、さらに充実した時間をすごすことができます。

見送る際にもあいさつを交わし、「どうぞ、お幸せに・・・。」と相手の幸せを祈ってみて下さい。動作に余裕ができます。

時間を止めて、相手と過ごした時間を大切に思い、身体と心を残してみましょう。
 
「少しでも早く」と迅速性が求められる時代だからこそ、なおさら、時間を止める工夫のできる、心の余裕が必要だと思います。」


 

去りゆく側になるかも知れませんが、去りゆく人の心に迫ることが大切です。

それが、別れ際だけの余韻だけでなく、人を大切にする心につながっていくのだと思います。
去り際の美しさなどがよく言われますが、見送る人も去りゆく人もちょっと、心配りをしたいものです。
 
 
でも、わかっちゃいるけど・・・素っ気ないことが多いことに反省。
 

別れの季節、少しでも心がけてみよう、みたい、みます。

「受験の中で~春を感じながら~」

2018年03月07日 | Weblog
いろんなところで、ひなまつりが行われています。
麻生家の住宅のひとつの麻生大浦荘の特別公開の様子です。かわいいひな人形が座敷いっぱいに広がっています。 


そんなかわいい季節なのですが、一方では、過酷な受験との戦いの季節でもあります。


今、国公立大学の合格発表が行われています。悲喜こもごもの季節なのです。知り合いの人やかつての生徒からの知らせを聞きます。
違うステージで、自分の与えられた場所で、力を発揮して欲しいと思います。




受験の季節を中学生も体感しています。中学生は、県立高校一次入試の最終日でした。今日は、面接を取り入れている高校の試験でした。
3年生の先生たちも動いていきました。


あとは、結果を待つのみとなっています。

合格発表は、9日(金曜日)です。
昨日、学科試験が終わってから、今日の面接に備えて生徒がやってきました。学科が終わって、笑顔と明るいいい笑い声でいっぱいでした。
「はしが転んでもおかしい年頃やね。」
と言っても、笑えるこの陽気さ。


話をしながら、楽しく過ごして・・・確かに・・・面接練習もしました。
学びも毎日こつこつと3年生は努力をしてきました。



3年生の姿を見ていると、継続して努力することの大切さを感じます。



部活を担当していたときに、練習・・・実践・・・課題を明確にした練習・・・実践・・・課題を明確にした練習・・・と意識し、課題を克服しながら、チーム力をあげていきました。


学習も同じであると思います。


こうして、3年生は、昨日の自分を超えながら、受験に向けての力をつけて入試に挑みました。

「県立高校一次入試始まる」

2018年03月06日 | 大分県
春になりました。朝はちょっとだけ冷たさを感じますが、なんとなく心も軽くなるようなそんな感じです。
ぼちぼちと春の陽気を感じながら、歩いてみましょうか。

ある雑誌に、
「終身路を譲るも百歩を枉(ま)げず」
と書いていました。うん??どんな意味だ?


「一生涯道を譲り続けたとしても、余分に歩いた距離の合計は百歩もならない。謙虚に生きよう。」
なるほど。
謙虚に春を楽しみましょう。 


今日は、県立高校の一次入試です。明日までです。明日は、面接などがある高校のみの受験です。
 

朝は、担当の先生方が各高校に行きました。そこで、受験生がやってくるのを待ちます。全員そろったところで、持ち物の確認。受験票、スリッパ・・・などなど。そこから全体会場に入ります。
ほとんどが体育館です。

全体会場では、一人ひとり受験票と生徒の確認、高校によっては身だしなみなどの確認、そして、受験の諸注意が高校側から行われます。
緊張感があります。
 


ほとんどの高校は、中学校の先生方は全体会場の体育館入るところまでで、それ以上入れません。


今度は、高校の先生たちによって、生徒たちは、指導を受けて、受験する教室に入室していきます。


ここまでで何もなければ、学校に「無事、入室完了しました。」と連絡があります。緊急事態があれば、本部の各中学校に連絡が入り、対応していきます。
保健室受験生もおらず、それぞれの高校に行っている先生から、
「全員、無事に入室が終わりました。」
と連絡が入りました。
 

ひと安心です。
 


先生たちは、体調の変化など、勤務する中学校の生徒たちが何かあったときのために、控え室で待機をします。
 


学校に戻ってきた先生が、
「先生、手に汗が出るぅ。・・・と言っていた生徒がいたよ。」
生徒の手を握ると、しっかり汗が・・・。


生徒たちは大きな壁を乗り越えようと入試に必死に挑みます。
 

今年の冬は、あまりにも寒い毎日でした。しかし、季節は、「冬来たりなば春遠からじ」と思い過ごすうちに春は確実にやってきました。
生徒たちにとっては、今の励ます言葉として、
「冬来たりなば春遠からじ」
でしょう。

苦しい季節をがんばって耐えて通り抜ければ、必ず、幸せなあたたかな季節がやってきますよ。
 
花咲く春まであともう少しです。

「県立一次入試~いよいよ明日から~」

2018年03月05日 | 大分県
いよいよ明日から県立一次入試が2日間の日程(2日目は面接などがある高校のみ)で行われます。

今日は、卒業式が終えての1日目でしたが、県立一次入試を受験する生徒たちが登校して、学年部の先生方から細かい指示を受けていました。
 

母校に勤務していますが、私たちの時代は、交通の事情もあって、中津地区の高校を受験する場合は、2泊3日で旅館に泊まっていました。
前日は、先生に連れられて、下見をしました。帰りのバスから雪が舞っているのが見えました。
今でも受験をしたことを思い出します。
 

今は、お家の方たちが受験会場まで連れて行きます。
そこで、担当の先生が待っています。

明日は、天気も良さそうです。これまで努力したことを最大に発揮していって欲しいと願っています。
 


今日の「受験生登校」では、全体の注意、受験高校ごとでの集合場所やそれぞれの高校の注意点などを担当の先生たちが伝えていきました。
 


高校から文書などがあれば、配布していました。

ある高校の文書では、カラーコピーで、
「ケースのつけたままの消しゴムは持ち込めません。」
「直定規は持ち込めません。」
「分度器は持ち込めません。」
など指示がきています。


ふだんは、なかなか中学校ではそこまで指導はできていないので、受験生に十分に注意をしていました。
 


そのあとは、面接がある生徒に面接の練習をしていきました。

面接をしていると、生徒たちの高校入学後の意思などが、最初は曖昧だったのが、なぜその高校に行くのか、高校でやりたいことなどがだんだんと明確になっていくのを感じます。

思いがしっかりしてくると、面接をしながらもとても生徒たちの表情に違いが出てくるような気がします。


今日が最後になる生徒が、練習が終わってから、
「お忙しい中、いつも面接練習をして下さりありがとうございました。」
と語りかけてくれました。すごく感動。


自然な雰囲気の中で、このような言葉が出てくる生徒の素晴らしさを感じました。


生徒たちには、これまでの努力の成果を発揮して欲しいと願っています。

「球春を前に」

2018年03月04日 | 大分県
3月もどんどんと進んでいます。3年生が卒業したので、また新たな学校生活が明日からスタートします。
 

最近、いろんなところを歩いていると、ひなまつりの飾りを見ることができます。
昨日の日の出町アーケード、そして、先日、ひなまつりの飾りがあるところにも見学に行くことがありました。

新聞などを見ても、ひなまつりの記事がよく出ています。
 


これも春の趣のある行事です。平安時代にひなまつりがはじまったという説もありますが、江戸時代に全国に広まったと言います。
 

昨日は、街並みにあったひなかざりを見ながら、教員の野球チームの退職される先生の送別会に行きました。




教員になってからチームに入っています。かつては、年間に何度も大会に出ていたのですが、チームも高齢化社会に・・・?に。

昨今は、年に一度あるソフトボールの大会に出るだけとなっています。
それでもかつて一緒に野球をしてきた先生たちが退職していくのが寂しく感じます。
 


いろんなエピソードがどんどんとできるチームです。
「大分おいてきぼり事件」
*あんたが悪いんじゃ。俺の責任かい。大分で大会があった時に、みんなが車に乗ったと思い、一人の先生を会場において帰ってしまった。バッグもすべて、車に積んでいたので、次の日に、ユニフォーム姿なので、中津駅では恥ずかしいので、豊後森駅に降り立ったという・・・。懐かしい。

「あんとき、電話を大分からかったかさんにしたんだけど、いい思い出になるねと言って電話切られた。」
ほんとかなあ。
 

いい話では、一般C級の試合で、奇跡的な試合の連続で、中津市の代表となり、県大会に出ました。このころは、みんなが若くてパワーがありました。
津久見市代表といい試合を展開することができたのも思い出です。
 


昨日は、本当なら退職する一人でしたが、定年退職でなく病気のために、数年前に亡くなった先生への思いも込めて、会の中で黙とうもしました。
小学校や中学校の枠を超えた、貴重な先生方の交流できる機会です。
 


また、次の世代に引き継いでもらえることでしょう。

「別れの季節のど真ん中」

2018年03月03日 | 大分県
裏の畑に出ると、風や雨が激しかった春の嵐が過ぎ去った中、春が確実にやってきているのを感じます。
すいせんの花が咲いています。いい匂いが漂っています。



畑には、少しずつ草も生えてきています。

 

花が満開に咲いている梅の木と膨らんだつぼみの梅の木があります。 





おとといは、高校の卒業式。

たくさんのかつての生徒の晴れの姿を見ることができました。地元を離れていく人も多くいます。それぞれの置かれた立場の中で、輝いて欲しいと思います。



昨日は、中学校の卒業式。22名の卒業生という小さい学校の卒業式です。

式の中で、また式が終わった教室の中で、夢やこれからの思いを聞かせてもらいました。
まだまだ進路が決まっていない生徒がいます。


来週は、県立高校、他県の入試となります。試練の時です。

月曜日は、県立高校受験の生徒の登校日です。緊張感のある中で、進路決定までの日々を過ごしていきます。しっかりと応援をしていきたいと思います。


今日は、3月に退職される先生の退職のお祝い会。仕事は3月の終わりまでですが、こうやって、健康で最後を迎えることができるのは何よりの幸せなことでしょう。


わたしが、仕事の最後を迎えるときはどんな思いがするのだろうと思います。


この3月は、別れの季節を感じながら、過ごしています。

「卒業式~学び舎を巣立つ~」

2018年03月02日 | 大分県
天気は晴れ。
春の陽気が差し込んできた一日でした。


今日は、勤務する学校の「卒業証書授与式」でした。
写真や文章で懐かしい中学校時代の卒業式を思い出してくださいね。



いつもより先生方も早くから学校に来て、卒業式の会場、式の流れなどの最終確認をしていました。

見えないところでの先生方の優しさを感じる場面が多くありました。
 

保護者の方もたくさん会場に詰めかけてくれました。
来賓の方々を会場に連れて行くとき、会場入り口で待っている卒業生と会いました。とてもいい表情をしています。
気持ちよく卒業生は、来賓の方々とあいさつを交わしていました。


 
そして、式が始まります。
メインの卒業証書を一人ひとりに手渡します。
「卒業証書  ○○  平成○年○月○日生まれ
 右の者は・・・」
と読んでいきます。
 


いつかも書いたことがありますが、ここは、読み手ともらい手の空間です。卒業生一人ひとりと見つめあいながらの時間です。


今日は、練習の時より、もらい手と演台の距離がありました。
たぶん印の関係なのでしょう。


自分なりに心を込めて、卒業証書を渡していきました。

「おめでとう。」と小さな言うと、生徒の中には、
「ありがとうございました。」
「お世話になりました。」
という生徒もいました。


笑みを浮かべると生徒、緊張の中で、真剣な面持ちの生徒など、表情こそは違いますが、しっかりと証書を受け取っていきました。


「式辞は出入りいれて8分以内でお願いします。」
うーん。生徒のことを思い浮かべながら、あれもこれも言おうとすると、12分くらいになります。

原稿を削りに削って・・・今日も朝、校舎の中を歩いていると、これを入れたいと思うと、違うところを削って・・・話をしました。


生徒は、内容は忘れてしまうかも知れませんが、また学校便りなどで伝えたいと思います。
 


こちらも8分の緊張の時間が過ぎていきました。
 


在校生の歌、メッセージ、卒業生の歌、メッセージと生徒たちのこれまでの思いを伝えあう時間。卒業生を見ていると、これまでの大きな成長に頼もしさを感じます。
 

卒業式が終わっての教室では、担任の先生が、卒業証書などを渡しています。すべての先生も呼ばれました。
部活担当の先生にハグをする生徒も。

たくさんの感動が詰まった、卒業式、教室でのセレモニーでした。
 


主人公は、3年生だけではありませんでした。在校生も準備から片づけまで、計画的に取り組んでいきました。その姿を見ながら、頼もしさを感じました。
 


卒業生を中心にしながら、在校生の頑張りと一体となっての卒業式が終わりました。

たくさんの素敵なドラマを感じることができました。

卒業生には、これからもうんと輝いて欲しい、ぬくもりのある生き方をして欲しいと願っています。