かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

「地域の中の子どもたち」

2018年06月10日 | 大分県
梅雨も本格的になってきました。
湿度も高い、気温も高いなど梅雨真っ只中というような気候になっています。
 

今日は、台風も近づいているということもあり、一時的には激しく雨が降りました。
この梅雨、災害がないことを祈るばかりです。
 


そのような中、子どもたちは、いろんなところで頑張っています。朝2つの機会で、そんな子どもたちの様子を見ることができました。
 


まず、ジュニアグローバルリーダー研修の見送りに行きました。
中津市では、毎年、グアムの学校と連携しながら、グローバル人材の育成、英語力のレベルアップなどを目的として、一週間の日程で、中学生をグアムに派遣をしています。
 


今日から研修が始まります。朝7時にグアムヘの出発式が、市役所玄関で行われました。同じユニフォームを着て、市役所の玄関に、お家の方と一緒に研修生が続々と集まってきました。
 


出発式は、グローバル研修だけに、もちろん英語で行われます。生徒たちもいい表情です。勤務校の生徒たちも体調万全にこの日を迎えて、出発式に臨みました。安心しました。
 


教育長さんたちの話などのセレモニーが終わってから、バスに乗り込んで、手を振りながら福岡空港に向かいました。
 


今は、情報に敏感になっていると、外国語活動でもいろんな体験を積ませてくれるものがあります。かつては、韓国との交流などがありましたが、今は、いろんな郡市での英語圏への研修も増えています。




うらやましい限りです。
 


中津市ではAPUとの交流もあります。


学校の中に、ALTの導入も当たり前になってきて、授業の中でも英語で話をする場面も多く見ます。
こちらはあやふやな語学力ですが、今の生徒たちは、かなり授業内容も充実していて、ひと昔と比較してもレベルアップしています。



研修生たちには、日本では感じることのできない国際感覚もつかんで帰ってきて欲しいと思いますし、また学校で還元して欲しいと願っています。
 


一度家に戻ってから、少ししか参観することができませんでしたが、家に戻ってからは、「津民小学校相撲大会」に応援に行きました。学校と地域の密接なつながりを感じます。


たくさんの地域の方、かつて津民小学校に勤務した先生、中学生などが、子どもたちの相撲の取り組みを楽しみに駆けつけていました。


小規模校のあったかな良さを感じることができました。


雨が降りしきる中でも子どもたちと先生とのつながり、地域の方が、わが子でなくても一生懸命に「名前」で応援する姿、笑顔いっぱいの地域の方、みんなに見守られながら頑張る子どもたちを見ると、改めて地域における学校の存在感地域のよさを覚えました。


きっと今日来られていた人たちみんなが今日の姿を「見て」感じたものだと思います。
 


小規模校だからできる教育あり、親子相撲、中学生の相撲などもあり、地域は盛り上がっていきました。
 

研修・相撲の中の子どもたちの姿から、エネルギーを充電することができました。

「きょうだいの絆を大切にしながら」

2018年06月09日 | 大分県
今週は、あわただしく時間が過ぎていきました。市総体では雨の可能性があり、競技日程の変更が予想されました。

3日間、変更の場合の内容を連絡網で流すために、教頭先生と5時過ぎから学校に詰めました。


生徒の輸送や競技時間の変更などいろんな連絡・対応をしました。

無事に市総体が終わることができ、ほっとひと安心しました。たくさんの感動を見ることができ、心に刻むことができました。
一方では、朝早かったり、競技時間とにらめっこしながら、競技会場を回ったり、責任会場があったりとさすがに疲れました。

今日は、どこにも行かずに、家でごろごろごろとスローに過ごしました。
 

ごろごろごろとしていると、夕方、かつての生徒だったMくん、Hさん、Kくんの3人のきょうだいがやってきました。
昨日、お父さんの葬儀が終わりました。きっと疲れているであろうし、これからも手続きや整理などをしなければならないこともあります。

大変であろう中でも3人に会うことができ、嬉しく感じました。
いろんな話をすることができました。

3人ともお父さんやお母さんに似てきています。


Hさんに、
「お母さんに似てきたなあ。」
と言うと、
「みんなから言われる。」
という言葉。

お子さんもお折られて、今度はHさんがお母さんになり、お母さんの顔や言葉になっています。
 

時代が流れていることを感じました。


子どもたちのそれぞれがしっかりと誠実に社会人として頑張っています。
 

半年前に、Kくんの結婚式にお父さんは、参列することができました。
お父さんにとっては、何事にも変えることのできない幸せを感じたことでしょう。
 

ご両親のことはもちろんですが、それぞれの頑張りと幸せの話を聴くことができました。 


Hさんも、
「お父さんが建ててくれた。」
手づくりの愛情の家に住んでいます。

お父さんやお母さんに感謝しながら、お父さん、お母さんのためにもこれからの道を幸せに歩いて行くことを願っています。


お父さんを見送り、Mくんを中心に、お父さんの思い出を大切にしながら、お父さんたちの思いを大切にして、悲しみを乗り越えていって欲しいと思います。

市総体が終わりいつもの学校生活に

2018年06月08日 | 大分県
感動のドラマを繰り広げた中津市総合体育大会が終わりました。
またいつもの学校生活に戻りました。

今日の朝は、久しぶりに環境整備の職員の方、教育実習生とあいさつ運動に立ちました。
久しぶりのあいさつ運動は新鮮でした。

傘をさしながら、生徒たちは気持ちのいいあいさつをしながら、通っていきました。


市総体の間、部活に入っていない生徒たちは、プリント学習などに頑張りました。3日間、そんな生活を送っていました。
部活生も、そうでない生徒も今日からいつもの授業となりました。

授業の様子も見て回りました。いい雰囲気で生徒たちは頑張っていました。


市総体で敗れて部活を引退した生徒たちもいます。


卓球部の顧問の先生が、
「今日は、体育館でお別れ的なセレモニーをしました。3年生は下級生に、下級生は、3年生に感謝の言葉を伝えていったんですよ。」
と話をしていました。

とても大切なことだと思います。こんな区切りというか、節目を経験することが伝統の力を生んでいきます。

市総体が終わり、いよいよ来週からは、各高校で高校説明会、中高連絡会が行われます。生徒たちが受験するであろう学校を回っていきます。受験という言葉が真剣みを帯びてきます。気合で回っていきます。





「6月の悲しみ」

2018年06月07日 | 大分県
今日は市総体の最終日でした。
そんな日に・・・。かつての野球部の顧問をしていた時の感動です。

県総体予選の決勝戦。0対0のままで延長戦。これで点が入らなければ、判定戦にもつれ込む9回の裏。


セーフティーバントなどをからませながら、2アウト満塁というチャンス。

バッターはKちゃん。粘って2ストライク3ボールまでもっていきました。みんなにとって、人生でそう味わうことのできないシチュエーション。
かっちゃんは、見事ピッチャーが投げた球をレフト前にはじき返し、サヨナラ勝利。サヨナラ優勝となりました。



 
県総体へ。お家の方もしっかりと生徒たちを毎日のように、練習では、水を届けてくれたり、試合ではおむすびを作ってくれたりしました。
今でも忘れることのできないたくさんの思い出が心にあふれるほどに残っています。
 


それから間もなく、選手たちをこよなく愛してくれていたKくんのお母さんが病気となりました。

次の年、伝統を引き継いだ生徒たちは、好投手を擁したH陽中学校に判定戦の末、サヨナラ勝ちで県総体への切符を手にしました。
県総体に子どもは卒業していたのですが、北九州の病院から応援に駆けつけてくれました。

「子どもたちが好きだからね。」

と声援を送ってくれました。
 

1年後の6月20日、旅立っていきました。
亡くなったというメールが早朝に届きました。

「返信は不要です」


という言葉は今でも頭から離れません。生徒たちは、みんなでお参りをしました。



 
そして、昨日の朝のことです。お父さんが病のために他界をしていきました。市総体の真っ最中の6月です。

「父が息を引き取りました。母が亡くなった時と同じような時間です。久しぶりの連絡が訃報ですみません。」
という内容でした。

 
今日の朝、お参りに行かせてもらいました。お兄ちゃんのMくんがいました。


「今日が、市総体の野球の決勝戦というのが、何かお父さんやお母さんとの縁を感じるね。」


とMくんと話をしました。


お参りに行った時に、あのサヨナラヒットを打ったかっちゃんのお家の方も来ていました。

昨年、Kくんの結婚式に旅立ったお母さんの分まで思いを持って、お父さんは参列できました。
お父さんは、息子のKくんのしあわせな姿を見届けて、お母さんのところに行ってしまいました。
 

何かにつけ、心からお世話になったKくんのお父さんやお母さんがいなくなって、寂しくてたまりません。
 

6月は、感動の思い出もあり、寂しい季節の月でもあります。
市総体の時期がやってくると、いろんなことが蘇ります。

「市総体2日目終了」

2018年06月06日 | 大分県
雨で日程の変更をしながらも、市総体が行われています。
2日間の予定でしたが、明日まで行われます。県総体への切符をかけての戦いとなります。
 

勝利をめざして、ここまで生徒たちは練習を積み重ねてきました。その様子を見てきただけに、敗れて涙を流す生徒たちを見ると、胸を締め付けられる思いがします。
 


しかし、勝敗だけでなく、いろんなところで、たくさんの数の感動をみることができます。
 

今日の夕方、卓球部の選手たちがすべての日程を終えて学校に帰ってきました。

特に市総体前の終盤になってから力をつけてきました。
なかなか勝てない時期もありましたが、誠実な取り組みの中で、いろんな大会や練習試合でも勝利をあげるようになってきていました。


市総体では、団体・個人で惜しくも県総体には手が届きませんでしたが、素晴らしい戦いを繰り広げました。
 


今日の夕方、部員たちみんなで職員室に入ってきました。
「県総体へは行くことはできませんでしたが、力を発揮することができました。今日の個人戦ではそれぞれが、練習の成果を発揮しました。これまで応援をしてくださり、ありがとうございました。」と主将を中心として、あいさつがありました。

とてもさわやかでした。



 
選手たちは、お家の方へ、そして先生方へと思いと感謝を伝えていきました。





よく思うのですが、勝利したことはいつのときか、過去のことになります。その余韻はいつの日にか薄れていきます。最後に残るのは、活動から「何を学んだか」ということです。それが人間性のつくりにたどりつきます。
 

もちろん勝敗から学ぶこともあります。さらなる学びに礼儀、努力することの大切さ、友情、絆・・・が存在します。卓球部の生徒たちは、体の幹に勝敗以上に深い学びを刻んだと思います。
 

今日の朝のことです。昨日も同じだったのですが、男子ソフトテニス部の生徒たちが一番のバスで試合会場に向かいました。 

もちろん運転手さんにもきちんとみんなであいさつをしています。運転手さんもいい笑顔を返してくれていました。


あとのバスで行く女子ソフトテニス部の生徒や学校に残る生徒たちが、真剣に男子ソフトテニス部の生徒たちに激励の手を振っています。

「がんばって~。」
いい光景です。
大切な経験であると思います。
 


今日の野球の試合です。試合には、出ることができませんでしたが、1年生の生徒がコーチャーズボックスに入って、1塁から声を出しています。チェンジでベンチに戻るときに、ヘルメットやバットを丁寧に持って帰っています。


コーチャーズボックスでは、コールドスプレーをポケットに持っていて、死球でランナーがでたら、大丈夫かどうかを聞いて、コールドスプレーをかけてあげています。当たり前のようですが、なかなかできるものではありません。

大きな戦力の一つです。


この見えない力がチームに与える影響は大きいものがあります。


お家の方に、
「すごいですよね。」
と言うと、
「このぐらいはしないとですね。」
という答えでしたが、しっかりこの姿をみんなが見ています。みんなに「心」を伝えてくれています。
 


野球部、女子ソフトテニス部は、県総体出場を決めました。素晴らしい戦いでした。
努力して勝った自信は、またこれから生かして欲しいと思いますし、県というステージでの活躍を期待しています。


負けたチームもこれまでの活動で得たもの、負けたことから学んだものを生かして欲しいです。
負けたことに負けない力も大切です。

市総体始まる~たくさんの感動~

2018年06月06日 | 大分県
雨で実施が心配されるところですが、中津市総体が始まりました。
野球の会場責任者となっています。
野球の試合を見ながら、勤務校の生徒たちの競技も応援をしています。

競技が続いています。またゆっくりと市総体についてつづりますね。


昨日は、朝、選手たちのバスを見送りました。

男子ソフトテニス部の先発隊のバスを女子ソフトテニス部の選手や先生たちが
一生懸命に手を振っている姿にちょっと感動☆

また1列になって、ゼッケンをつけあったり、バスの運転手さんにあいさつをしている姿が
とても自然でした。

試合以外にもたくさんの「心」を見ることができます。

気持ちが一つになっていることがとてもうれしく温かく感じます。


今日は2日目。生徒たちにたくさんの感動をもらいたいですね。

「いよいよ今日から市総体」

2018年06月05日 | 大分県
今日から市総体が始まります。天気が心配されますが、これまで継続的に練習をしてきた、たくさんの練習試合を積み重ねてきた成果を発揮してほしいと思います。

朝6時の段階では、全競技実施ということになっています。
 

昨日は、市総体に向けた激励会が全校の生徒が集まり、体育館で行われました。選手はユニフォームに着替えました。ユニフォームに着替えると、いよいよ大会だという雰囲気が出ます。


市総体に参加する生徒たちにみんなでエールを送りました。

各チームの主将が、

「チーム一丸となって、勝利めざします。」
「私たちにとって最後の市総体。思いっきりのプレーをします。」



など力強い決意表明をしました。
市総体に参加しない生徒も、自分たちができることは何なのかを先生たちと考えていきました。
 


こちらも今までの、生徒たちの練習や大会を見てきての思いを伝えました。
明日できる「10%増量の勝利の条件」というこれまでの経験からの話です。


競り合いの多い試合になることが予想されます。

全力と全力のぶつかり合いです。


気持ちが下がったチームが負けます。
競り勝つ気迫を見せてもらいたいと思います。
 


選手たちは、激励会が終わった後は、すぐに練習に入りました。選手たちの頑張りを見て回りました。
野球部に立ち寄った時は、何人かにバッティングピッチャーもしました。


選手たちはいい感じでバットが振れています。


ソフトテニス、卓球・・・。監督やコーチの指示を聞きながら、最後の調整をしていました。
選手たちの緊張感もやる気も伝わってきました。

2年生の生徒が、
「早く試合がしたいです。」
練習の中で、自信がついたのでしょう。いい笑顔で話をしてくれました。
 

今日から市総体のドラマが始まります。


生徒たちの躍動が楽しみです。

「S一郎くんの結婚式」

2018年06月03日 | 大分県
今日は、小学校勤務時代のかつて教えた生徒の結婚式でした。
 
小学校で1度だけ、低学年の2年生を担任したことがあります。

その時に受け持たせてもらいました。子どもたちも元気がいい学年でした。
 


またお家の方も何かにつけいろんな取り組みに協力してくれ楽しく1年間を過ごしていきました。
活動の中で、野いちごを摘みに行き、みんなでジャムを作ったり、畑に粘土を掘りに行って、土器を作ったり、思い出多い1年間を過ごしました。
 
 

小学校2年生の時のイメージが強いものがあるだけに、新郎があいさつの中で、
「忙しい中、こうして、皆様方のご出席を受けて結婚式・披露宴をすることができました・・・幸せな家庭を創ります。」という言葉を聴くと、時が一気に2年生の時から大人へとタイムスリップした感じで、成長の早さとS一郎くんの頼もしさを感じました。
 
 

案内の中で、「乾杯の音頭をお願いします。」と書かれていて、責任を感じていましたが、10日前に、お家の方から電話があって、
「先生にお願いがあります。乾杯の音頭はもういいです。1曲歌とスピーチをお願いします。」はいっ?
 
「あのね、カラオケは一番苦手なんだよね。」

 
 
乾杯やあいさつは今まであっても「歌を歌って。」というのは初めてです。
まあ、いきなりよく言います☆

 
「乾杯」をやめて「乾杯」を歌いました。
 

♪あれからどれくらいたったのだろう~~~♪
あれからどれくらいたった月日を結婚式の中から、思い出していきました。

中学校時代、担任だったE渕先生とS一郎くんの晴れの姿を堪能しました。
 
 
時折、S一郎くんの目に光るものを見たときに、S一郎くんの優しさを感じることができました。
高校時代の先生も来ていました。
「誠実に頑張った3年間だったんですよ。」の言葉でした。

その言葉がまたうれしいです。
 
お母さんが料理が好きだったので、3人の子どもたちはみんながその道に進んでいきました。
 

お嫁さんもとても素敵な方で、式の中で時折2人が見つめあう2人の姿が信頼と愛と優しさを感じました。お似合いの二人です。
 


かつての生徒たちの成長をこの目で見るときに、「しあわせ」を覚えます。
  

式の司会者は、かつてのお家の方で、巧みに2人の人柄を引き出しながら、やわらかに式を盛り上げていきます。
 
フロアスタッフもかつての2人の生徒たちが来客に心配りしながら、頑張っていました。そんな仕草の一つひとつにすごさがありました。こちらが学びます。
 



たくさんのしあわせな空気をいっぱい体に入れることができました。撮った写真もS一郎さんに渡して帰りました。

「第27回耶馬溪ホタル観賞コンサート」

2018年06月02日 | 大分県
6月になりました。

ふるさと耶馬溪でもほたるが舞っています。とてもきれいです。

つながりの会では、10日(日)夜に「ほたる鑑賞会」を開催します。希望する方は、当日は19時にかったかくんちにおいで下さい。

ちょっと休憩・予習してから、お連れします。今回は、カレーの食事の用意はありません。お飲み物は準備しますね。
 

さてさて、今日は、19時から「第27回耶馬溪ホタル観賞コンサート」が耶馬溪ダム記念公園で行われました。

「耶馬溪の新緑に包まれて懐かしい童謡唱歌や新しいトリオサウンドをお送りします。」
がコンセプトです。


家の近くでコンサートが行われています。

折戸でのコンサートは行ったことがあるのですが、ダム記念公園でのコンサートは初めてでした。天気も最高。18時開場。プログラムにそって、会が流れていきました。
 

司会は、耶馬溪出身のかくたにさんです。人気の司会者です。
奥塚市長さん、井手上支所長さんも駆けつけ、コンサートは盛り上がっていきました。




耶馬溪歴史観光案内人の矢野さんから、
「18時30分ごろ、ふるさとの紙芝居をしますからね。」
と言われていたので、間に合うように急いで行きました。
 
しばらく芝生に座っていると、まだ少し明るかったのですが、紙芝居から始まりました。


山国谷から「耶馬溪」と頼山陽先生によって、名前がつけられてから、200年が経ちます。

そのいきさつを描いた紙芝居が演じられました。

耶馬溪歴史観光案内人の方たちは、しっかりと耶馬溪の歴史をつないでいってくれています。
 
 
中津南高校耶馬溪校の生徒による「ホタル学習」の発表がありました。
これまでの研究の成果を来場している人たちに伝えていきました。


発表者は、ほとんどが耶馬溪中学校出身の生徒たちでした。

高校生活を充実させていることを感じました。
 
 

コンサートは、熊本から童謡歌手の「そが みまこ」さんがやってきました。透き通るようなきれいな声がダム公園に響き渡り包みました。

「夏の思い出」「見上げてごらん夜の星を」「365日の紙飛行機」「ふるさと(嵐)」「花は咲く」
などレパートリーも広く、小さな子どもたちも、大人たちも楽しむことができ、心揺さぶられるコンサートとなりました。
 

コンサートが進んでいくうちに辺りは暗闇に包まれ、照明があたっていない後方には、ほたるが飛び交っていました。
 
 

きれいな歌声、ピアノ、バイオリンの音色・・・ロマンチックな夜となりました。
たくさんの方が市内、市外から公園に訪れ、ホタルコンサートを満喫しました。
 

来週は、「天までとどけほたるコンサート」が耶馬溪折戸で開催されます。素敵なコンサートです。

ぜひぜひ、訪れてみませんか。


感動☆赤松林太郎さんのシューベルトの世界

2018年06月01日 | 大分県
早いもので、あっという間に6月がやってきました。1年の折り返しの月となっています。


今日は、午後から大分市で開催された県のPTA総会に中津市のPTA会長さんたちと行きました。会場には、懐かしい顔の方もいました。

真剣な中にもなごやかな総会となりました。行く道中でもいろんな会話を弾ませることができました。


話をする中で、不思議なもので人はいろんなところでつながっていることを感じることができました。
 


戻ってから、夜は、音楽の演奏会に誘っていただきました。この音楽仲間は、すぐに前の方に座りたがります・・・。

前回も1列目のど真ん中でした。

癒される音楽に、「ねむっちゃいけない。」という緊張感も何とも言えないものがありました。
 

今回は、吉富フォー・ユー会館の3列目でした。ピアニストの指の動きまでもしっかりとみることができます。

赤松林太郎さんの「愛の便り~シューベルトの歌う翼~」というテーマでの2部で構成されたシューベルトの作品からなるコンサートでした。
 


シューベルトの曲は、よく耳にするものが多いです。洗練された優しい曲、力強い激しい曲・・・があります。


多くの素晴らしい曲を世の中に送りだして、31歳の若さでこの世を去っています。

今日は、新見さんと赤松さんの演奏で、あらためてシューベルトの魅力を感じることができました。

「セレナード」 シューベルト

1部は、ピアニストの赤松林太郎さんとバリトン歌手の新見準平さんのコラボでした。


新見さんの低音の歌声と赤松さんのピアノの曲が美しくミックスされていきます。
「魔王」という曲のラストは実に迫力がありました。



2部は、赤松さんのピアノコンサートです。


赤松さんのピアノの音色は、今日、来館していた人、全員の心をひきつけていきました。全員が感動して帰っていったと思います。


心のこもった音色です。また繊細な手の動きにも感動します。


「セレナーデ」は、だれもが聞いたことがある曲だと思います。最後の音を人差し指で奏でました。


音の響きが消えていくまでの間、会場が張り詰めた状態になりました。
シューベルトのそして赤松さんが心からの音を会場に贈ってくれました。

鍵盤ひとつの音の響きがこんなに素晴らしいと感じたことは今まで経験がありません。心の底から感動をしました。


ラストの曲は魔法でした。力強い音と手の動きが緊迫感を生み出します。
息を飲みながら・・・食い入るように赤松さんの姿と手の動きを見ながら、曲想の素晴らしさを体全体で味わいました。


最後は、ピアニストが倒れるのではないかというくらいの迫力で終わりました。圧巻。拍手喝采、感動のコンサートでした。

シューベルトの世界を心ゆくまで堪能することができました。今までにない、感動のピアノコンサートでした。


余韻を心いっぱい感じながら、家路に着きました。