今日、ある会社の若手社員の方々が、当園の無農薬レモンの見学に見えました。環境に優しい企業活動につながるのではと言う考えから、無農薬レモンの栽培のお話しをさせていただきました。微生物が作る抗酸化物質がどのように働いているのか、このあたりが環境問題にもつながるのではと考えています。
目に見えない天敵のことはまた詳しくお話しさせていただきます。 レモンの温室の中の誰もが知っているダンゴムシが、帰化昆虫だというのは知らなかったでしょう。彼らは別名森の分解屋とか掃除屋といわれており、レモンの温室の中では重要な役割を担っています。レモンの落ち葉が葉脈だけ残されたメッシュになるのも彼らの仕業。このように目に見えない部分が、見えてくるととても楽しくなると思います。
待ったなしの環境問題が2006年目標から実践へと向かう中、業種を超えて支え合う。こういった交流が里山再生につながり、多くの皆さんといっしょに学んでいけたら良いと考えています。とにかく楽しんでやること、長続きの秘訣です。Iさん大変お世話になりました。