今年の露地みかんの収穫も雹による天災はあったが、何とか無事に終わった。少し肩の荷がおりたというのが本音である。みかんの収穫中、突然悲鳴が・・・。みかん切りのパートさんが赤い蛙に驚いて思わず叫んでしまったのである。私も初のご対面であったため、捕まえて家まで持ち帰り、デジカメでぱちり。早速、Googleで『赤い カエル』で検索。すぐにニホンアカガエルということが解った。解らないことを調べるのには、検索技術はとても便利な物だと痛感させられる。デジタル化前は解らずにあきらめることが多かったのだが、今はほとんどヒットする。
何年か前にも橙色のアマガエルを捕まえたことがあるが、このニホンアカガエルもやけに赤い。きっとみかんの色に合わせた保護色なのか。環境によって簡単に変化することができるなんて、すごいことだとあらためて思う。それに比べたら人間という動物は環境の変化にあまりにも対応できない生き物だと、自分の生活を見ていて感じる。一番特徴のない動物は人間だといったのは、研修会で講師をしていただいた飼育人・柴田和彦さんだったが、その特徴がないということを裏返すと何でもできるということになるらしい。