先日の日曜日、わんかせの里の植物調査をメンバーの人たちとおこなった。
季節ごとに顔色が違う植物とその香りをかぎながらの植物調査は、
気が遠くなるような贅沢に感じる。
野バラ、野イチゴ、スイカズラ、ハリエンジュ、テイカカズラetc.
この季節、私はスイカズラの甘い香りがことのほか好きである。
香りと甘みを兼ね備えた蜜を吸ったことは、名前から容易に想像できるだろう。
また花の色が白から黄色に変わるため別名キンギンカと言われており、花言葉は愛の絆。
この年になってから覚えることの方が、何故か新鮮であるのがとても不思議に感じる。
今回の調査はたまたまハリエンジュの開花期と重なった。
ハリエンジュは別名ニセアカシアと言われており、
藤に似た形の白い花をつける落葉高木である。
個人的にうれしかったことは、
ハリエンジュはNOxの利用効率が高かったり、
空中窒素固定菌と共生していたりしているという点である。
そんな理由で環境対策にいいと聞いていたので、
見つけたことがうれしかったのだ。
教えてくださった【風の自然学校】の武田さんありがとうございました。