先日、中日新聞の記者の方からお電話があった。
「あの~、突然なんですが無農薬レモンの管理作業を体験したいんですが・・。」
すぐにいつもの左紙面右上の記事が頭にうかんだ。
なぜなら私も密かに楽しみにしている記事だから。
ということで体験に来てもらう手はずになる。
幅広い知識を得ていろいろな角度から物事を見ることで、
その職業を掘り下げ自分の職業と対比する基準ができる。
新聞記事を読んでいて、自分の職を見直すきっかけにもなりいい企画だと思っていた。
さて当日は無農薬レモンの温室の中でまず草取りにチャレンジしてもらった。
事前に取る草と取らない草の形状と名前を覚えてもらう。
なぜ取る草と取らない草があるかというと、
草についている害虫の天敵を外に持ち出さないためである。
人間の作業で温室内生物の微妙なバランスを壊さないための
自然からいただいた叡智と呼ばれるものである。
そしてY記者の35度を超える中での草取りは・・・。
なれない仕事なので熱い暑いと汗だくになりながら・・・。
クールダウンに潅水作業も少し体験。
Y記者がどんな記事にまとめるか。
9月6日、日曜日の中日新聞が楽しみである。
新聞の画像を追加します。農的労働は自然の中の最高の修行である。なんてね!