みかん園の雑草をしげしげと見る。
オオイヌノフグリ、オドリコソウ、ホトケノザ、ハコベ、ナギナタガヤ、カラスノエンドウが混在して
はじめてといいっていいほどいい状態に思える。
朝露を伴った様相が素敵に見えるのは、早起きしたせいだろうか。
土を耕して、炭水化物を土に還元してくれるいい草は、当園では宝物扱いなのだ。
今年はオオイヌノフグリの花が大きく感じる。
でも可憐さの範疇を逸脱しないのは、2重螺旋構造のたまものということにしておこう。
今日からうって変わって一足飛びの春になった。
池の水鳥もあわてて旅支度になるのではと、みかん山へ行く道中ふと思う。
急激な変化は、オドリコソウのうどん粉病多発に繋がり、
言い換えれば土に帰る準備を急がせる事になる。
何事もやはりほどほどがいいのかも。
急激な変化で、あわてるのが無農薬レモンの収穫。
おかげさまで無農薬レモネーディアは2月いっぱいでほぼ終了した。
これから温度と共に樹上で汗をかいているレモンが落ちてしまわないかと心配するのである。
定期発送のお客様の分はなんとか今週発送させていただき少し安堵。
終わり頃の胃の痛さを回避するために、予約を内輪にしている。
今年はまだお届けできるレモンに余裕がありそうだ。
小玉のものは皮ごとすり下ろす「豊橋方式」を楽しんでもらうために冷凍用として販売します。
3月中、初恋レモンと毎日いちゃつきながら過ごせそうです。(^^;)
皆様、よろしくお願いします。