果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

雪景色と「愛さえあれば」と「奇跡のリンゴ」

2013年06月18日 15時56分41秒 | 日記・エッセイ・コラム
台風4号が発生したという情報に昨年の台風4号を思いだす。
塩水が上がり落葉、そしてミカンは傷だらけ。
まったくいやな思い出だ。
無農薬レモンもレモネーディアもここ数年では一番肥大がいい。
害虫の発生も少なくこれたのも自然の恵みなので、台風のことはひとまず忘れて、
山の珊瑚樹の花が散って道路は雪景色に見えるシーンでいっぷく。

だいぶ前の事であるが、レモンライフ研究家として、
イタリアのソレントを舞台にした「愛さえあれば」という映画を見てきた。
007で有名なピアーズ・ブロスナンと
何となく大島智子似のトリーネ・ディアホルムの大人のラブロマンスにまあまあ楽しませてもらった。
個人的には映画の中でどれぐらいレモンの映像が使われているかということに、
興味津々で見ていたわけなのですこし視点がずれているかもしれない。
レモン色のワンピースでレモンの木々の小道を歩くイーダ、ここが一番よかったと思う。
レモンプリンに初恋をオーバーラップしながら、
欧州レモンといわれる当園のレモンに映像の中で迫ってみいる自分。
ラストシーン、枝ごと収穫するのがイタリア流、日本流はレモンに傷がつくのできれいにヘタを短く切る。
日持ちのためなのか、芽吹きをよくするためなのかいつか現地に行って聞いてみたい。

もう一つ「奇跡のリンゴ」も見てきた。
木村さん本人にも会ったことがあるし、本も何冊か読ませてもらっているため、
展開は何となく読めてしまうのがいけなかったが、
発想の転換とある意味農業会を盛り上げるのにまた大きく羽ばたいたという感想だ。
やっと栽培法とおいしさを認められ、お客様からの手紙を読むシーンに、
自分たちの事と重なりついほろりときてしまった。
栽培の研究を始めてからあっという間に24年が経った。
長いようであっという間に思えるのは、やはり応援して買い支えていてくれる人がいるから・・・である。


河合果樹園 http://www5.ocn.ne.jp/~kawaikje/

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コメント
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