果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

寒い!そしてエリオシトリン

2014年02月06日 19時25分38秒 | 日記・エッセイ・コラム

異常な寒さが冷たい風とともに戻ってきた。
風神が彼方にいるように、風音は低いうなりをあげてやってくる。
外で元気なのは雀と発情期の猫ぐらいである。
いつもより厚着をしての仕事は、もはやなりふり構わない状態。
とにかく風邪をひかないようにしなければ・・・。
無農薬レモンも連日のマイナス気温に、葉を落としだしている。
養分はこの寒い時期でも果実へと運ばれて、ますます木はくたびれていく。
そしてもう次のシーズンの花や芽も現れだした。
本当に無理無理の栽培をして、美味しさの演出へと誘っているわけだけれど、
レモンの木には頑張れよとしか言うことができない。
もう少し、もう少し・・・、辛抱をお願いします。

先月の30日、ニュースを賑わわせたのは「STAP細胞」であった。
しかしレモンライフ研究家にとってのトップニュースは、
「エリオシトリン脂肪肝に効果」である。
エリオシトリンとは通称レモンポリフェノールといい、
レモンとライムに特異的に含まれる抗酸化物質である。
ビタミンEと同じぐらい抗酸化活性があるのが特徴である。
レモンの果皮には果汁の23倍のエリオシトリンが含まれているため、
皮ごと食べないと効率的に摂取できない。

まるで当園の無農薬フルーツレモンの申し子のような物質と言うことになる。
今回もうひとつ注目すべきなのは、エリオシトリンでミトコンドリアの生成が活発になると言う発見である。
と言うことは、生体のエネルギー通貨のATPをたくさんつくる事が・・・。
レモンを生活に取り入れて体の貯金箱をいっぱいにしておけば、
健康でいられるというお話に思えてきました。

久しぶりに河合果樹園とくとく情報へどうぞ

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コメント
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