果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

自然農法と初恋レモンソルト

2014年04月20日 16時48分02秒 | 日記・エッセイ・コラム

御衣?桜が満開となり、早くも憎きアゲハ蝶を目撃するようになった。
害虫なのでどうも美しく感じられないのは、致し方ないと思う。
やはり心配が先に立つのである。

20年以上無農薬で栽培した鉢植えのレモンを新しい鉢のレモンと交換した。
私たちの専門用語で「改植」と呼ぶ。
生産性が落ちてしまったものを、フレッシュな木に変えて生産性を上げようというもの。
お世話になりましたと、古い木は切ってしまおうと思ったがアニミズムを感た。、
そしてひょっとしたらこの窮屈な鉢の中から出して上げればまだ働けるのではと思い、
我が家で一番生産性の悪い超段々畑に、第二の人生を託すことにした。
ものすごい重労働であったが、キツツキが木を突っつく音を聞きながら60本を移植。
これから高低差を生かした自然農法にチャレンジしてみようと思う。
はてさてどうなるやら・・・。

今月の始めに作った、レモンの塩漬けがいい塩梅となってきた。
通常のレシピだとレモンと塩を半々ぐらいでつけるのであるが、
漬け汁を進化させるために果汁を入れて作ってみた。
プリザーブドレモンとの違いは、水を入れるか入れないか。
ちょっとややこしいかなと思いつつ、多国籍化する日本の食の中で
レモンソルトやレモン塩や塩レモンと呼ばれて、昨年辺りからあちこちで取り上げられている。
使い方はまさしく万能、万能の調味料として
今まで味わったことのない味覚へと誘ってくれるのである。
つける年数によって、味が深まっていくのも特徴で何年ものと言う価値観がそこにわき出る。
焼き物、煮物、サラダ、麺類、ご飯といろいろな料理に。
個人的には漬け汁は、夏の水分補給としてレモンソルトウォーターとして使ってみたい。
自分のエコーロケーションを信じてみよう!

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コメント
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