果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

氷の芸術と一夜酒とチャッピー

2018年02月08日 17時45分24秒 | 日記・エッセイ・コラム
寒さも明日までだという予報に少し安堵するとは逆に、
冬の芸術の霜柱やハウスの中面に結露した水滴が凍った様相も、
ひょっとしたら見納めかなと思う。
作り手にとってはまるっきり頓珍漢な哀愁を感じてしまうのはなぜだろうか。
自由のなさに気が付いたことが自由なのか、自然の中ではそうとも言えるのか。

日も長くなってきて、そこそこの温度になったら露地みかんの剪定が待っている。
相変わらずエンドレスだが、それは自然の中ではあきらめの境地。
どんどん節くれていく手や足、常に破骨が起きているんだろうと問いかけてみるが、
答えは痛みでしか返ってこない。
立派な手になったねという言葉が、素直に嬉しい天命真っただ中である。

かなり前から飲む点滴と言われる甘酒が、
売り場のスペースを席巻しているのは皆さんもご存じのはず。
2ケ月ごとに開催される初恋会議で何度か飲ませてもらっている。
それは豊橋が誇る創業600年という国宝級の会社の甘酒である。
甘酒は夏の季語であるが、初恋と絡めるとまだ春浅い寒い時期に登場となる予定。
その理由は美味しいレモンとのマリアージュのため。

デビューが待ち遠しいと思いながら、百儂人ビールカクテルと同じく
飲兵衛の私はビール割を妄想している。
俳句の世界では一夜酒と言われる甘酒、
その呼び名はちょっと勘違いするかもしれないが、
オーダーするときに使うと粋のような気がする。
さて、初恋の味はどう仕上がるのだろう!

そうそう我が家のチャッピーが猫の春状態になったので、
月曜日に入院して手術を受けました。
今はエリマキトカゲ状態だけれどいたって元気。
先生に毛がとても細いのでと言われた。
そういえばそのようなと、触り心地に納得する。
車に乗るのも平気で、好奇心旺盛。
模様の通り、その筋の血を引いているらしい。







コメント (2)
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