果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

エシカルな栽培と道の駅とよはし

2019年06月03日 20時07分43秒 | 日記・エッセイ・コラム
このところ何年もせっかく咲いた花が実になり、
そして落ちてしまう現象に悩まされている。
原因は温暖化の一言だと言うことは明白な事実。
天候に左右されやすいという有機質肥料100%栽培のつらいところだ。
いろいろな方策をためしているのだが、どうもしっくりこない。
解決方法は絶対あるから、不可能はないという輩もいるが、
前提条件が違いすぎることは頭に入っていないようだ。
化学的なものを何でも使っていいというなら、
それに近づくことはできるだろうけど、
モラルや環境や循環を前提条件に栽培すると、
やはり自然にもたれかかり、受け入れていくしかない。

もう少しすると実も目立ってきて、勝敗ははっきりする。
自然の取り分を返すことが、
買い支えてくれる方々への真摯な行動だと思う。
あがくのは体力がいるけど、頑張っていこう!

5月26日にオープンした「道の駅とよはし」。
そのブランドショップに河合果樹園の初恋レモン・レモネードが、
レモネードブームの火付け役としての自負を纏っておかれている。
その他の商品に埋もれてしまっているが、無農薬完熟レモンを皮ごと絞り、
水と北海道産の甜菜糖のみで、一切の添加物を加えず作った逸品である。

以前山謙さんが責任表の成分を見て、一言「オリゴ糖」と言ったのを思い起こす。
流石、作り手もわかっていますねという遠回しな言い方。
目に見えない糸が真っ直ぐに張り詰める瞬間である。
山謙さんと言えば「エシカルソーシング」!
個人的な線引きではいけないのかも知れないが、
本物をめざすのであればその部分は伝えていかないといけないだろう。
さて難しい話しは置いておいて、一度道の駅とよはしを訪れてみてはいかがだろう。
担当のY君が畑違いながら、向上心溢れる対応で頑張っています。
一声かけるときっと喜ぶだろう!
隣にはJAアグリパーク食彩村があり、
農産物などがたくさん販売されているので、楽しませてくれるはず。
豊橋で3本の指に入ると言われているHさんにも、一声かけてみてください。

河合果樹園






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