みかんのオーナー制の収穫祭も前半戦を終えた。
収穫祭はNPOほの国プロジェクトの皆さんの協力のおかげで、
みかん山に笑いのトルネードがおこり、落ち着いた収穫祭から少し脱皮した。
ユーチューバーや着ぐるみやドイツからの留学生やフィリピンからの実習生やら、
多様化の中で私も本当におなかの底から笑わせてもらった。
たくさんのオーナーさんと記念撮影をして、
もはや肖像権は雲の上に飛んで行ってしまった。相変わらず。
イベントも終わり息つく暇もなく、今日から早生みかんの収穫に突入。
現在の収穫物は、早生みかん、無農薬レモン、無農薬レモネーディア、
自然栽培レモン、そしてもうすぐシーズンが終わる初恋リーフ。
いろいろな作業が交錯するなか、頭と体をフルに使って年末まで駆け足だ。
今年もクリスマスソングは、すべての感覚から外しておこうと思う。
温暖化の影響で遅れて収穫に入ったことで、少々先行き不安なことになりそうである。
さて農業ビジネスveggie 2019 Vol.27 秋号の
見開き4ページで恥ずかしいほどの見出しで紹介してもらった。
かなり内容の濃い雑誌でトレンドを読んだ知識の集積には編集する方々に頭が下がる。
〈からだにいい〉が売れる!という見出しの記事はスクラップもの。
今売れ行くものの条件として、「健康、フォトジェニック、昭和レトロ」の中で、
いつの世も絶対的価値観の上にあるのが健康である。
だからこの記事は必読。
読んでいてふとひらめいたのは、高リコピントマトから高リモネンレモンという言葉。
レモネーディアは皮に薫り成分のリモネンがレモンの数倍含まれている。
逆時系列で振り返ってみると、それを分析してくれたのは某大手食品会社。
そしてリモネンの効能を教えてくれたのは、徳島大学のリモネンの研究者。
そのまた原点はNHKラジオ深夜便の明日への言葉への出演。
まるで仕組まれたようにプラスの連鎖がおこり、
多くの人が意に介さなかったレモネーディアの価値が爆発した。
そう!レモネーディアは高リモネンレモンなのである。