前回のブログで檸檬忌について触れさせてもらったが、
その後知ったのが今年は梶井基次郎生誕120年だという情報。
「静岡県伊豆市で開かれたピアノコンサート。
1925年に帝国ホテルで行われたコンサートを再現したのもです。
梶井基次郎はこのコンサートを聞いた経験をもとに小説「楽器的幻覚」を
書き上げました」と書かれている。
楽器的幻覚は読んだことがないので、この小説についてはまた後日ということに。
ノーベル文学賞の川端康成の手伝いみたいなこと湯ヶ島でして、
お互いに影響されつつ小説を書いたことはうっすらと知っていた。
これも研究対象となるのは必至だろう。
書き出しがいつもと逆になってしまったが、
自然栽培レモンの園地に行ってびっくりさせられた。
イセリアカイガラムシがはびこる状況を知っていたので、
それを手でとって密度を下げる作戦を遂行するつもりだった。
しかし、状況は急激に良い方向に向かっているではないか。
天敵のベダリアテントウの幼虫がむしゃむしゃと音がするがごとく、
イセリアカイガラムシを胃袋に流し込んでいる真っ最中だった。
急遽、手で取る作戦は変更となり、ベダリアテントウの幼虫の見守り隊になった。
数日後がとても楽しみになってしまった。
豊橋のファーブルという言葉が・・・、どこかで噂をしているようだ。
もう一つ、昨晩Amazonプライムで、「NAPOLI VELATA」という映画を邦題につられてみた。
レモンライフ研究家としては、
レモンのシーンがチラリと顔を見せるのではないかというはかない望み胸に。
そしてついに1時間24分から、レモネードを飲むシーンが!
ナポリでは17世紀には下層階のものでもレモネードを飲んだという。
「ナポリを見て死ね」という言葉がよみがえってくる。
河合果樹園
2016年のナポリ 車窓から