ここ豊橋も梅雨入りしてグズグズした天気が続くという予報。
みかんやレモンたちは花弁が落ちる時季なので、病気が出ないか心は暗い。
無農薬の温室の中は例年より早く初夏の蕾が見えだした。
こちらもどうやって乗り切るか思案の蜘蛛の巣を頭の中に張り巡らせる。
ちょうど一週間前に倒れてきたはしごをよけるため
脚立からとっさに飛び降り着地に失敗した。
脚立の6段目の高さは流石に私の年齢では、
ということで左足かかとは大きく腫れている。
一瞬、折れたかと頭の中の電気信号が駆け巡ったが、
ヒビが入ったぐらいで何とかすんだ。
かかとをつけずに歩いて仕事は進行中。
完治まで1ヶ月つぐらいだろうか。
仕事のペースは俄然スローになるが、この時季で良かったと思う梅雨の中である。
前回のブログでも書かせてもらったように、
開花までの時間がかなり長く推移したおかげで、
河合果樹園のみかんやレモンたちは今のところたくさん実をつける様相。
何年かぶりで落ちすぎから解放されそうだと思うが、こればかりは天候次第である。
露地みかんは初めて見るような、作り手として嬉しい形をしている。
形が扁平で、温度管理をする温室みかんと同じ。
この先が楽しみである。
みかんの花も終わり、金銀花も終わり、定家葛の花の独特の香りがみかん園の周りで移ろう。
バックキャスティングから時の流れをどう泳ぐか?
そこには仕事をしながらのディユアルタスクという楽しみがある。
温室の上から見るみかんの新緑と奇岩立岩
みかん山の頂上はナナフシの繁殖地 毎年の出会い