
世間ではワールドカップが話題であるが、フィギュアスケートもシーズン真っただ中である。
昨年はなかったグランプリファイナル。イタリアトリノ。
女子坂本花織の力強い魅力的なSPの演技。

この人のきっぱりしたダイナミックな演技は今までなかった個性だ。
私が知らなかった三原舞依

素顔は普通の高校生みたいな素朴な感じだが滑り出すと豹変する。可憐な中に芯の強さを見せる美しさがある。
そしてゆるぎない王者の貫禄を身につけた宇野昌磨。ライオンみたいにゆっくり動き獲物を見つけると急に俊敏になる。

ランビエールコーチの元で才能が花開いた。
アスリートとして自分の演技にこだわるストイックさが魅力。
ランビエールさんは宇野昌磨の腕の表現が凄いと褒めていた。
2位に入った山本草太

この人のフリーは中盤何となく無難過ぎてと思ったが、ここから終盤、ノーブルで静かな感動を覚えるたおやかな演技だった。
私の推しの佐藤駿君が見事復活してフリーで完璧な演技で4位に入ったのがやっぱりだった。

私が以前佐藤君を推した記事
そして早々と優勝を決めたりくりゅうコンビ

フィギュアペアで日本人が優勝するなんて夢みたいだ。
圧倒の信頼感に包まれていないとあの演技はできないだろう。
写真は全てネットよりお借りしました。ありがとうございます。
ひと昔前はジャンプだけ確実に飛べるとかいう選手がもてはやされた時期もあったが、私はフィギュアスケートで音楽と共に表現する
ということに凄くひかれる。限られた時間、厳しい課題の中で自分の全てを身体全体で表現する。
今回の大会では日本人の表現力、個性がとても際立ったと思う。
サッカーワールドカップ日本チームの活躍もそうだし、日本人のいい個性が若い人の中で世界で発揮されるようになったのは本当に喜ばしいことだ。
それに比べて、、、。