ヘリコプターの防振雲台はカメラマンは
直接触って操作できません。
ヘリコプターの機体の振動がカメラマンの身体に
伝わっているからです。
微妙にバランスをとっている防振雲台と
カメラマンの振動を絶縁するために
リモコン操作となっています。
マラソン(駅伝)のランナーを
正面から写す中継車、車載の防振雲台も
中継車の振動が伝わっているカメラマンは
カメラを直接触って操作することが出来ません
ヘリコプターの防振雲台が機体に設置されることと,
カメラのリモコン操作の慣れによって,
ズーム・インした空中からの大写しの画面も安定してきました。
… … …
国民の意識調査などの表を写した画面の、
タイトルバック(壁紙)に安定した
ヘリの画面が使えるようになりました。
火事の現場で,広く全体を写した画面からズームインして
燃えさかる火元のアップまで寄っても画面のブレがなくなりました。
… … …
最近の薄型液晶テレビは画面が大きくなりましたから、
画面のブレが余計に目立つようになります。
上空から(空撮)の画面で,ヘリコプターのエンジンか
ブロペラの音が画面から聞こえてきます。
画面も安定してブレのない美しい画面になったのですから、
ヘリの音はいらないと思うのですが…,
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やがて、ヘリコプターは取材が終わって,
八尾飛行場に帰ってきます。
飛行場に接地(着陸)すると、パイロットは
「○○時××分着陸…」とコールします。
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あとで、離陸時間と着陸時間は、報告書に記載されます。